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はんこで作る年賀状 はんこの捺し方、年賀状の作り方

はんこはかんたん、捺すだけ。でも、ちょっとしたことを気をつけるだけで、作品の仕上がりはぐっとよくなります。はんこの捺し方や、はがきの作り方のポイントをご紹介します。

1. 最初が肝心 <デザインを決める>
2. まずは使ってみる <試し捺し>
3. 作業環境を整えよう <作業準備>
4. 紙も主役 <本番の紙に捺す>

1. 最初が肝心 <デザインを決める>

作例集を参考にしながら、最初にデザインやレイアウトを決めましょう。作例集をそのままお手本にするもよし、色などアレンジしてもよし。お気に入りのデザインを決めましょう。

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2. まずは使ってみる <試し捺し>

デザインを決めはんこを購入したら、まずは試し捺しをします。 本番用のはがきとは別に、コピー用紙をハガキ大に切るなどして練習用紙を用意するとよいでしょう。はんこを捺すときはでこぼこしていない平らな場所で作業しましょう。

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はんこを持ち、インクパッドをとんとん叩いて、ムラなく印面にインクをつけます。 新品で使いはじめのインクパッドはたくさんのインクがでます。インクをつけすぎないように、軽い力で繰り返しとんとん叩いて均一にインクがつくようにしましょう。

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インクパッドよりはんこのほうが大きい場合は、はんこを裏返し、インクパッドを持ってはんこの印面を叩くと、インクがつけやすくなります。

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紙を真上から見て、全体のバランスを見ながら捺す位置を確認します。そのまま静かに紙の上に置き、力を入れてしっかり捺します。焦らずゆっくり捺しましょう。 図柄によって線や面が出やすいところ、出にくいところがあります。試し捺しで確認しましょう。

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レイアウトの中での捺す順番は、「上から」「大きいものから」ということを意識すると、バランスよく仕上げることができます。 捺す色を替える場合は、新しい色をつける前に印面をきれいに水洗いしてよく拭き取ります。色が混ざらないように注意しましょう。

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3. 作業環境を整えよう <作業準備>

試し捺しが終わったらいよいよ本番。使うはんことインク、本番用のはがきを用意します。試し捺しで作った見本を横に置いておくと作業が捗ります。

はんこを捺したばかりのはがきはすぐ重ねないように、完成したはがきを並べて置いておく場所も確保しましょう。

そのほかに、濡れタオルなど用意しておくと、手にインクがついた時に便利です。せっかくのはがきを汚さないよう注意しましょう。

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4. 紙も主役 <本番の紙に捺す>

いよいよ本番の紙に捺していきます。紙によっても捺しやすさや陰影の出具合は変わります。まず1枚捺してみて、力加減を調節していきましょう。

平滑な紙は比較的少ない力で捺しやすく、はっきり陰影が現れます。表面がラフででこぼこした紙は捺しづらいですが、とても風合いのある仕上がりです。紙選びもぜひこだわってみてください。

完成したはがきはすぐ重ねずにしばらく並べて置いておきましょう。作業が終わったら、はんこをきれいに水洗いして水気を拭き、陽が当たらないよう保管してください。

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はんこで手作りの年賀状、ぜひたのしんでくださいね。


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