792.怒っていない！それは自分が思っているだけ！

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営業トレーナー
アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。

ある会合での話。
サブリーダーの方が色々と説明されています。

○○はこうだ！
△△はこうして欲しい！など、
語気も強くおっしゃっています。

そして会も進み、最後は談笑タイムに。
そこでこのサブリーダーが次のように
おっしゃいました。

「いつも言うけど、私怒ってへんよ！
そらちゃんとやってくれへんかったら
怒ることもあるけど、
ほんまに怒ってへんねん」って。
と仰り、メンバーに
「どう、そうやろ！」っておっしゃった時、

あるメンバーが、
「いや結構怒っていますよ！」って言ったのです。

その場に居合わせた他のメンバーは大笑い。
しかしこのサブリーダー、顔を赤らめて、
「怒ってへんって！」っておっしゃるのです。

それを聞いたメンバーたち。
さらに大爆笑。
サブリーダーは、
「もうなんでなん！」って今度は
悲しそうな顔に・・・・。

いかがでしょうか？
このような場面、経験されたこと
ありませんか？

私も管理職時代、
メンバーから「坂山さん怒ってますか？」って
よく言われました。

このサブリーダーと同様に全然怒っていないのに
怒っていると感じ取られている。

態度が悪いのか、言い方が悪いのか、
口調が厳しかったのか。

でもメンバーから言われるということは、
メンバーがそう感じているかであって、
私がいくら怒っていないと言っても
ダメなんですよ。

上司・メンバー間では、どうしても
指示・命令系統でもあり、
また叱ることもあり、口調が厳しくなる。

上司としての威厳も保たないといけない！という
考え方が存在するかもしれない。

となると、やはり上の者から、下の者へは
怒っているように伝えている場合も多いのです。

であればこそ、
私怒ってないよ！って言っても、
相手は怒っていると思っているのです。

だったらこれ、怒っていないと否定するよりも
これが私やねん。この状態が普通やねん。
怒ったらもっと怖いで（笑）くらい伝えておけば
良いのではないでしょうか。

怒っていないと意地になっていると
それが怒っているのですよって
さらに感じ取られますからね。
頑張って！

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