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サブスク組織コンサルティングサービス【ソシコン】リリース

日本における中小企業の割合とは

日本には企業数が約400万社があります。その中で、中小企業はどれくらいの割合があるでしょうか?

答えは、99.7%です。

驚きの数字ですよね! 下にある通り日本における10人未満の企業数は129万社あり75%を占めており、1000人以上の企業数は3400社で割合としては0.2%しかありません。

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ちなみに社員数が5~49名の企業数は63万社を占めており、法人数の40%弱を占めております。

ここ数年、日本でも生産性向上や働き方改革を大きく叫ばれておりますが、どうしても私たちがイメージするのは、TOYOTAやソニーなど誰もが知っている会社がどんな施策をして、どんな改革をしているかばかり注目してしまいます。

しかし、日本の労働者の71%以上は中小企業が雇用しており、ここの中小企業の働き方、生産性が変わらない限り、日本全体は変わらないのです。

そして、最も大きな課題は中小企業と大手企業の生産性の違いです。

中小企業の生産性平均が560万円に対して、大手企業の1人あたり生産性は1200万円となっており、2倍以上の差が出ております。

生産性が高まらない限りは、給与を上げることも働き方改革として様々な施策をすることも限定的になってしまいます。つまり、中小企業の生産性をあげることこそが、日本全体の平均賃金を向上し、日本全体の働き方改革へと繋がっていく流れになると私たちは信じています!

ということで、前置きが長くなりましたが、そんな想いを持って新しいサービス【ソシコン】をリリース致します。

日本の中核、そして未来の日本を支える社員数50名未満の企業に向けて、サブスク型組織コンサルティングサービスをスタート致します!

我々の想い


企業を組織化するために超えるべき壁

ソシコンとは

企業が組織拡大していくためには超えるべき4つの壁があります。

それが、採用の壁、定着の壁、育成の壁、そして生産性の壁です。

組織拡大とは人を増やしていくことですので、採用していかなければいけませんが、中小企業の採用力は高くなく、採用ハードルは非常に高いです。

次に出てくる壁は定着の壁です。ある程度予算をかけて採用したのはいいですが、キャリアパスが見えなかったり、組織化されていなかったりすると早期離職や、入社3年前後の若手が辞めていくことが頻発します。

その次出てくるのは、育成の壁です。入社して、黒字社員に短期で育成していくことと、管理者、次世代幹部へと成長してもらうための育成に大きく苦労します。そこの壁を感じ、中途を採用としてカルチャーが合わず組織が崩壊するなども良く見られる光景です。

そして、一番重要なのは生産性の壁です。

組織拡大で一番うまくいかないのは、人数を増えたのにも関わらず、1名あたり生産性が下がっていくことであり、これが多くの組織の起こっております。20名で2億円の粗利だったとして、50名になったにもかかわらず粗利が3億円になると1人当たり生産性が1000万円から600万円へとダウンしております。

しかし、採用費や人件費はもちろんのこと、事務所規模や他の福利厚生費なども費用があがっていくため固定費はあがっていくので、生産性ダウンは企業に致命的な影響を与えていきます。

だからこそ、組織拡大をするときには、同業界の大手企業の生産性を調べて、そこを目標値にすると共に、常に指標として組織拡大をしていくことが重要になります。

そして、前述した大企業と中小企業で2倍以上差がある生産性を向上させていくために組織化をすることをぶらさず組織拡大を行っていくことが重要であることを忘れてはいけません。

4つの壁を解決するのは評価制度にあり!

労働分配率という粗利に占める人件費率の指標があります。業種によって大きく異なりますが40~70%くらいで平均は55%前後くらいでしょうか。

労働分配率は業界によって平均値がありますが、粗利があがっていっても分配率はあまり変わりません。そういう意味では社員給与をあげていくためにも、1人あたり生産性向上が大きなカギになり、給与向上こそが採用力と定着率の大いなる向上に繋がります。

そういう意味では生産性があがる=給与があがる評価制度構築こそが4つの壁を越えて、適正なる組織拡大をするメインの取り組みになります。

評価を作る時に最初に行うべきは組織デザイン=理想の組織を描くことです。理想組織ですので、まずは定性的な目標を描いていくのですが、その後は定量で測定可能な目標を作っていきます。必要な項目としては

・社員数
・各管理職数
・1人当たり生産性

を設定します。上記がマストで他に入れるとすると

・平均給与
・離職率
・社員満足度
・1人当たり採用費
・理念浸透率
・女性責任者比率

なども入れていくと目指す方向性も明確になっていきます。

このように理想の組織デザインを明確にしていきます。そして、そこから現状に戻り評価制度を構築していくことで、理想の組織に向けての道筋を立てていくのです。

さらに、評価構築で重要なのは、現在の組織で一番生産性を上げている人物をイメージしながらスタンスとスキルを明確化していきます。さらには、成果を出すためには、どんな行動量と内容をすべきかを明らかにしていきます。

その時に、常に頭においておくのは、理想の組織時の1人当たり生産性と粗利総額を軸にしながら組織構築と評価構築をしていくことで、生産性の壁を抜ける計画を作り、結果として他の3つの壁である採用・定着・育成も解決していくことができるのです。

また、評価構築時に管理者を巻込むこで、管理者の会社主体思考を身に着けると共に、組織と部下があげるべき成果とそれに対して必要な行動の質と量を把握することで管理者の育成に繋がりマネジメントすきるも格段にあがっていきます。

だからこそ、50名未満である企業こそ、人事評価に力を入れていくことが必要だと我々は考えています。

組織拡大を成長させるためのソシコン

私たちは今までのメインクライアントは社員数100~300名規模の企業でした。なぜなら、そこの規模の企業になると育成予算が捻出されるからです。

しかし、今まで書いてきたことも含めて、50名未満の企業の方が組織課題は多くあります。ただ、とにかく予算捻出がまだできないのが実情です。

では、そこをほっといてよいのかというと、一番最初に書いた想いに戻りますが、50名未満企業こそが生産性を向上していくことが働く人と日本の未来に繋がると私たちは確信しています。

そのために社員数50名未満企業に対してサブスク型で評価を中心としながらも越えていくべき4つの壁を越えていくための組織コンサルティングサービス『ソシコン』をリリースすることにしました。

ソシコンの図

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このサービスによって、理想の組織に向けて生産性を向上しながら組織拡大を行う支援を行っていきます。

では、どうやってそれを実現するの? てか、本当にできるの?

という疑問にお答えするためにもセミナーを開催することにしました。

100名を超えた企業30名以下の時に取り入れた3つのこと

と題して、ソシコンリリース記念としてセミナーを行います。

30名未満の企業が組織化×仕組化されていくために何を取り組むべきかを事例も通して具体的にお話していきます。

さらには、ソシコンのサービス内容もご説明させていただきます。

ぜひ、少しでも関心ある方はご参加いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。


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