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批判するなとは言わないけど。

SNSが発展し、誰でも当たり前に簡単に表現が出来るようになりました。

それは素晴らしいことであるのですが、同時に、多くの悲劇的な事件も生むようになってますね。

「簡単に表現できる」ということは、「簡単に他者を罵倒し、罵詈雑言を浴びせ、傷つけることが出来る」ということでもあるわけですから。

これね、多分、多くの人が「そうだよねえ・・・。」ってことを思っていつつ、「自分はそういうことはしていないか?」って問われても、「してない、してない。するわけないじゃん!」って答えると思うんです。

でもね、残念ながら、極めて多くの人が無自覚に簡単に他者の意見を否定することはしていますね。

いやね、批判はいいんです。

批評もいいんです。

ただ、私が気になってしょうがないのは、極めて多くの人が、

「私は気に食わない。私はお前の表現にムカついてる。」

ってことを理由にして、それを根拠にして相手を批判するんですね。

いや、知らねえよ。

そりゃそうだろうよ。

ラーメンを好きな人もいれば、嫌いな人だっているんだから、「自分はラーメンが嫌いだから、ラーメンを食べる人なんてありえない」っていう批判は的外れであることはわかるでしょうが、社会の問題だったりなんなりに対してのアウトプットだと、平気でそういうことをするわけです。

もうね、うんざりですね。

批判するならば、批判する意味と価値があるだけの根拠を持って来なさいよ。

それは、「私がムカついている」とかっていうクソしょうもない根拠ではなくて、間違いのない事実であったり、根拠のある数字であったり、筋道が通った論理的反証だったりです。

「私はそうは思わない」とか、「私の知り合いもみんな違うと言ってる」とかっていうね、「主観・意見・感想」なんてのは、批判の根拠にはならないんです。

それは、批判ではなくて、冒頭に書いた罵詈雑言に近いものです。

いや、ほんとそういうことをしている人が周りにも山ほどいて、それを自分では「真っ当な批判」だと思っていて、もう、本当にうんざりです。

絡んでくんな、って。

絡むなら、もうちょいまともな批判材料を持って来いって。

真っ当な批判だと思っているバカな個人の意見をぶつけられるのは、クッソ面倒です。

引っ込んでてくれ。

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