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声活動して声質が劇的に変わりました。その際、意識していたことを3つ紹介します。

これはガチです。そんなつもりはなかったのにまさかここまで行くとは思いませんでした。
声活動してから話をするたびにお客さんから、「凄くいい声してるね」「テレビに出られるよ」とか、やたら声を褒められるようになったんです。
同じように声質変わった人いませんか?

私は子供の頃からイラストの仕事の方がしたかったのでそっちの方を目指していました。なので声優になりたいとか全く思っていませんでした。そもそも自分の声に自信がなくて、声も小さい方で録音したら変な声だし自分の声なんて好きじゃなかったら声優になるなんて絶対ありえない!演劇もやりたいと思わないし顔出しなんかしたくないしネットでの声活動すらしたくもないと思っていたのです。
しかし、ずっとそんな事を思っていたにもかかわらず、それをぶち破る出来事に遭遇しました。とある動画で一人で複数の役をこなしている人を見てその人に憧れ、感銘を受けて何故か自分もこの人と同じ事をやってみたいと思うようになってしまったんです。
…人間どうなるか分かりません。ちょっとしたきっかけで変わってしまう事があります。もしかしたら、本当はアニメのアフレコとかちょっとやってみたかったのかもしれません。

声が良いだけで、その人の印象はだいぶ違ってきます。
耳が肥えると声を聞くだけでその人の性格が分かってしまうくらいです。
声が小さい、ぼそぼそ喋るのは自信がない人なんだなーってすぐわかるし、やはり印象が悪いし何言っているのか聞き取れなくて話していてイライラしますし、もう存在自体も否定されるかのように話すだけで人を不快にさせてしまいます。会話の相性は大事ですよ!
料理が得意で、人に自分の作った料理を食べさせるのが好きでいつか自分の店を持ちたい、そんな素敵な夢を持っている人だったのに声が小さくて、
「いくら料理の腕が良くても、そんな小さい声じゃ接客できないでしょ!」
という残念な方もいました…
美声とまではいかないけど、あなたの将来の夢のためにも普通に話ができる程度にはしておきたいところです。


タイトルだけ見ると、ネットで演技の活動していれば声質を変えられるのか?と思う人もいるかもしれないけど、ただ単に演技だけをすればいい問題じゃないのです。
私が趣味でやっていたとしても演じる上で気を遣って意識していた事を挙げてみようと思います。

■声優になるつもりでプロレベルを目指すつもりでやる

演技が上手くなるにはそれくらいの勢いが必要でした。イラストも何にしても同じです。
多くの人は声優を目指していますが、なれてもほんの一握りの厳しい業界です。
少なくとも声優志願していた私のリアルの知り合い達は誰一人声優になっていません。
それでも声優の学校や養成所行っていた人で声が良かったり上手い人が多いのはプロになりたかったから、それで食べていけるようになりたかったからでしょう。
例え本物の声優になれなくてもこれで人から依頼が来たりお金取れそうだなってレベルを目指しました。
(…そもそも顔出しがどうしても嫌だから本当に声優になろうとは思ってませんでした)
その結果、当時は声の依頼は無償でもOKにしていたにもかかわらず、本当に依頼が来てお金貰った事あります。
なので、「声優になりたい!」と思うこと自体は悪い事ではないのです。むしろ夢を持っているほうがモチベーションが上がりやすくなります。
何となく「面白いから趣味程度でやろう~」では、全く上達しなかったと思います。

■どんなに投稿した作品が残念でも常に向上心やクオリティを高めるのを意識する

私が活動する前からネット声優というものがあるのは知っていましたが、素人からプロレベルまでピンキリでした。その中でも失礼ながら素人レベルで腹から声を出していなかったり、音質があまりにも悪すぎだったり、音が小さすぎて何言っているのか分からなかったりしているものも結構ありましたので、自分の作品がそうなるのがどうしても嫌でした。イライラしてくるからもう二度と聞きたくなくなるんですよ。自分が聴いていた側だったからこそ気付いたのかもしれません。
最初のうちは演技も拙ければ、録音の知識がなくて音質がとても残念でしたが、最初はせめて「普通に聞ける程度」を目指しました。結局は始めないと何も進みません。
次に、「演技するときは恥を捨てる」で挑みました。声だけの演技はそれがやりやすかったです。
また、ビフォーアフター検証してみるのもいいと思います。自分がどれだけ成長したのかも知ることができるので、向上につながります。演技だってやればやるほど成長はしていくものです。

■自分が楽しくやるだけじゃなく、聴いている人も楽しませるようにする

当然ながら活動をやる上では自分も楽しくやらなくては全く長続きしません。私があなたに「声活動するといいよ」って勧めたとしても、やりたくないと思ったらそもそも向いていない場合が多いので声を良くしたいから演技をやらないといけないという必要性もないでしょう。それに無理にやっても成長しません。そして楽しくやれるように環境を整えるのも必要です。録音できる場所があるか、家族や周りは理解があるか。幸いにも私は環境には恵まれていました。
また、自分だけじゃなく、聴いている側も楽しませるのも重要です。編集で効果音やBGMを入れたりそういうのもできますが、編集だけじゃありません。やはりクオリティ高い人というのは視聴者を楽しませるのが上手いんです。だから何度でも聴きたくなる。そうなると中途半端な演技なんか出来ないのです。中には音声編集ソフトがろくに使えない、歌のMIXは他の人に任せているとかいう人もいましたが、それらはすべて独学で自分で新たな発見を見つけたりしてやりました。人に頼ってばかりでは面白い作品なんて作れないと思いました。(そもそも私が人に何かを頼むというのが苦手で、任せてもこだわりが強すぎて何かが違うと思ってしまうせいもあるかもしれません。)演技だけじゃなく、編集も「神編集」って言われるレベルまで目指しました。

この3つを意識することで、一気に自分の声質が変わりました。
やるからにはいい作品を作る心がけは大事だと思います。


あと、CV募集とかでなかなか採用されなくても色んな人と声劇や短い掛け合いや歌ってみたなどのコラボとかした方がいいです。コラボの方が敷居は低いと思います。ずっと自分一人でやったら変な癖がついてしまいます。
ちなみに私の場合の変な癖は、
・演技が早口
・歌う時苦しそう
でした。
指摘されるまでは気づきませんでした。
初めてコラボした時は自分の音質がこんなに悪いのかと驚くばかりでした。
そしてコラボした相手は全然自分と演技のやり方が違う!というのにも気づくと思いますし、相手の演技が参考になったりすることもあります。

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