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どこで食材を買う?

食品添加物に対する警告

僕が初めて食品添加物に対する警告を耳にしたのは、小学校低学年の頃。1960年代だ。大好きだった近所のお好み焼き屋のお爺さんがうちでは、体に悪い食品添加物などは使ってないと自慢していたが、そんなことはなかったろうと思う。

それから、もう60年ほども経つが、その頃から食品添加物に関する警告が盛んだったのだから、もう食品添加物を使う食材など残ってなさそうなもんだが、どこのスーパーに行っても9割9分まで食品添加物を使用している。天然の材料を使わずに味をよくする添加物、賞味期限を長くする添加物、安い材料を合成した添加物、食感をよくする添加物など商品を少しでも安く、長く、多く売って利益を増やすのが目的の添加物が60年で恐ろしく増えたようだ。

こんなことを許すなら、なぜ最初から食品添加物の警告などを行なっていたのか。ヨーロッパでは禁止されているGMOの食品が日本では普通に食されている。

消費者は消費者で、添加物の影響を調べようと思ったら情報は捨てるほどあるのに、最初から諦めて気にしないようにしているようだ。栄養士の免状を持っていた僕の母も、医師だった父も同じだった。

特に意識の低い日本人

英語圏では低糖質ダイエットや地中海ダイエットなどに合わせて添加物を避ける食事方法の提唱が一般的になっている。几帳面な日本人がこれほどまでに店に溢れかえる加工食品を受け入れてしまっているのは、野菜果物が多く、西洋よりカロリーの低めの食事をしているからかもしれない。添加物の影響が体に蓄積されて表面化してくるのは、高齢化が進む60〜70代ぐらいからだ。そんなに長く添加物だらけの生活をしていたのでは、今更方向転換をできない年齢になっているとも言える。

最近、日本にも、少しずつどこにいけば、無添加の食品を購入できるかなどの情報を提供してくれる良心的な YouTuber が増え始めている。

有機食材はもちろんのこと、有機を謳ってない食材でも、無添加、もしくは影響力の大きい添加物が少なめの食材とその入手方法、値段などを提供してくれるので、実行に移しやすい。視聴者の利益を考えてくれる良心的なチャンネルだ。

似たようなチャンネルで、業務スーパー、イオンなどから出ている無添加食品を裏のラベルを見せながら紹介してくれるものもある。コストコも、一足早く無添加食品の種類が増え続けている。(量が多いのが困るが)

あとは、できるかぎり自分たちで野菜、果物、ハーブなどを栽培して使おうと今、ガーデニングを学び始めている。土地と時間が必要になるが。

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