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黒板やホワイトボードなしでオンライン授業をする方法

休校に伴い、オンライン授業に切り替えている学校も多いようですが、YouTubeに授業動画をアップして生徒に見せ、後は大量に課題を出すだけなど、本来あるべき双方向の授業ができているとはいえない状態の学校も多いようです。

自宅待機状態の先生もおり、自宅に黒板やホワイトボードがないため双方向の授業ができないという人もいらっしゃると思います。そこで今回は、黒板やホワイトボードなしでオンライン授業をする方法について簡単にまとめてみました。

必要なものは以下の5点です。

①授業用プリント(PDF)

②Zoomが使える環境

③iPad+Apple Pencil

④googleドライブやdropbox

⑤GoodNotes(アプリ)

ステップ1:授業プリントの作成

まずは授業用プリントを作成して、それをPDF化しましょう。パソコンで作業をしている人は、作成したPDFファイルをgoogleドライブdropboxに放り込んでiPadと共有できるようにします。

ステップ2:PDFファイルをGoodNotesに取り込む

iPadには予め「GoodNotes」というアプリをインストールしておきましょう。GoodNotesを起動して、そこにPDFファイルを取り込めば、ファイルにApple Pencilで書き込みができるようになります。これで事前準備は全て完了です。

生徒さんにも予めPDFファイルを送っておくと、さらに授業はスムーズに進められるでしょう。PDFファイルの印刷はコンビニでもできます。生徒さんがiPadとApple Pencilを持っていれば、同じようにGoodNotesに取り込んで、そこに書き込んでいくことも可能です。

ステップ3:ZoomでiPadの画面を同期する

Zoomには最初からiPadの画面を同期する機能がついています。ミーティングルームを立ち上げて生徒たちが参加したら、「画面を共有」から「iPhone/iPad」を選択し、後は画面の指示に従って自分のiPadを同期させましょう。このとき、予めiPadでGoodnotesを立ち上げておくとスムーズに授業に移行できます。

あとはApple Pencilでプリントに書き込みをしながら授業を進めましょう。消したり、赤や青などの色を使ったり、画面を拡大・縮小したりすることも自由自在にできますので、慣れてくると普段より効率的に授業を進められるかもしれません。

SkypeなどはiPadの画面を同期する機能がついていないので、iPadの画面を同期するソフトを別に用意する必要があります。私も色々なソフトを試したことがありますが、手間ですし、接続も安定しないので、授業を行うのであればやはりZoomがおすすめです。

まとめ

今回はZoomやiPadを活用したオンライン授業のやり方について解説しました。これらのソフトや機器を活用すれば、黒板やホワイトボードを用意しなくても簡単・効率的にオンライン授業を行うことができます。オンライン授業のやり方に悩んでいる教育現場の方々のお役に立てば何よりです。


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