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カンファレンスについて

こんにちは。総合診療医のDIOです。(https://twitter.com/generection1)

最近は不要不急のカンファ等もどんどん控える傾向になってきており、Webでのカンファ、Webでの指導がどんどん増えてきております。
家庭医療教育においては(もちろん他の医療教育においても)Webでも熟せるものもあれば対面が大切なものもあるため、対面ですべきことをいかにWebに落とし込むかが難しいなと感じる日々です。
「触診」などはなかなかWebでの診察・教育は難しいです…。
今後、そもそもロボットやAIによる診療もどんどん台頭してくるのだとは思うのですが、そうであるからこそロボット・AIと実際の人間の診療の違いとそれぞれの良さを活かして(この危機が落ち着いても)診療していきたいなと感じます。

今回のコロナ危機は様々なものを浮き彫りにしましたが、「Webで良いものを対面でしていた」という側面があることは否めないと思います。

Webと対面と、一昨日の「社会的な距離」と「身体的な距離」の関係に似ている気がします。Webだからと言って社会的な距離が離れるわけではないと思うので、社会的な距離を密に持ちつつ、身体的には離れる、という状況が必要とされているのかもしれませんね。


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