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Local Think tank Generative Commons を立ち上げました

生命は、何十億年にもわたって、知をDNAにたくして進化を続けてきました。
私たち人類も、アフリカでその祖先が誕生してから、10万年以上にわたってDNAや文字によって知を引き継いできました。

しかし、今の地域は、適切に知を継承できているでしょうか。

今その瞬間をいかに消費するかということだけに関心が持たれ、過去をふりかえったり、未来を見据えるということがないがしろにされています。過去をふりかえることは古臭く、そして未来を見ることは青臭い振る舞いであると...

このような状況を見ると、今の地域は、視線を向ける時間軸が非常に狭く、地域のDNAをアップデートすることを拒絶しているかのように感じます。しかし、地域の本来の役割は、生命や人類がこれまで行ってきたことと同じように、知を創造し、そのDNAをアップデートし、未来の地域に繋いでいくことではないでしょうか。

このような問題意識から、私たちは Local Think tank Generative Commons を立ち上げました。

Local Think tank Generative Commons は、地域の人たちとともに、地域にとって必要な「知」(Commons)を探索しながら共に生み出していくこと(Generative)を目的とした地域シンクタンクです。

地域がより力強く、魅力的であり続けるためには、第3者から与えられる「知」ではなく、地域で暮らし、働く人自身が「知」を生み出し、それを次の世代に引き継いでいくことが不可欠です。

そのために、私たちは、探求・学習・実践しながら知を生み出していく「人と知の開かれたプラットフォーム」をつくっていきたいと考えています。そのプラットフォームは、「開かれていながらも、思いを共有するメンバーで閉じられた場」「私であるとともに、公でもある場」というような二項対立的な要素が共存する場所になるのではないかと考えていますが、この二項対立性を超えた先に、真に価値があるプラットフォームになることができると考えています。

民間の方でも行政の方でも、ご関心がありましたら、ぜひご連絡いただければと思います。
一緒に、新しい知(Commons)を生み出し、未来の地域に繋いでいきましょう。

連絡先

generative-commons@googlegroups.com

メンバー

米山 知宏:言葉にする人、知をまとめる人(COPILOT、早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員)
石本 貴之:場をつくる人、場をファシリテートする人(新潟NPO協会、事業創造大学院大学 新潟地域活性化研究所 客員研究員)
渡辺 秀太:人をつなげる人、新潟を伝える人(新潟市役所)


地域の「知」を未来に繋いでいくために、皆様からのサポートをよろしくお願いいたします。