見出し画像

ファイターズの映画を見てきました

2/17。宜野座で阪神と練習試合をしている最中、予約していた「Fighters The MOVIE」を観てきました。アスミック・エースの配給とは言え、事実上の単館映画ですし、上映館も(北海道以外では)限られる訳ですが、日曜昼間の新宿ピカデリーは満席でした。もちろん、大きな箱ではありませんが。

東京時代から追いかけているファンとしては、北海道への移転は非常にショックで、いまの「道民球団」と云う事実を当初は受け入れがたく、また、社会人(新人)として、自分の仕事の忙しさともリンクして”観ない””気にしない”時期がしばらく続きました。なので、映画で観た球団移転に関する選手の声や、札幌のJRタワー前の”お披露目イベント”の映像は、「今日初めて見た」感じでした。

東京にありながらローカル色がぬぐえなかったファイターズが、北海道でどのように球団を認知させ、興味を惹き、15年運営をしてきたか。正直、映画と云うよりもテレビのドキュメンタリーや、その会社の社史を綴ったVP(ビデオパッケージ)に近い2時間ではあったのだが、私の身の回りで最近ファイターズの試合を観に行くようになった人や、若い道民の皆さんには、ぜひご覧頂いて気持ちを高ぶらせて頂ければと思います。

ここ2年ほどシーズンオフに封切りされている「横浜DeNAベイスターズ」の映画に比べると、15年と云う長さを検証と証言と膨大なナレーションで構成しているし、横浜DeNAの様に”毎試合バックヤードに映像スタッフがいる環境”とは異なるので、画創りは相当の苦労を感じます。

また、ダルビッシュや大谷など、インタビュー時間の厳しい当時の所属選手からも証言を貰っているので、トータルとしてのバランスも難しいのですが、シーズン前のこのタイミングに、ファンが結束を固める作品としては良質だったのでは?と思いました。

ここから先は

892字 / 1画像

¥ 100

個人サポーター、随時募集中です。スキ!も励みになりますが、気に入って頂けたなら”マガジン登録”や”フォロー”もなにとぞ。AMラジオ、大好きです。