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第404回:暴騰するビットコイン、NYC機関投資家勢の食指も伸ばす

 10日弱ほど、米国にて特定外国機関投資家を対象とした海外IR(ロードショー)を行って参りました。
サンフランシスコは最近も何度か行っておりましたが、NYCは約15年ぶりに訪問することとなり、その変わり様にとにかく驚きました。15年前とは何もかもが違っており(当たり前ですが)、とかく感じたのは景気の良さ
タクシーは道で捕まらず、道は常に混み、お店は常に賑やか。時折しもG20と重なっており、トランプ大統領が対中政策を緩和し、米朝交渉の再開実現も手伝ってか、とにかく街の空気が非常に煌びやか。欧州圏ではドイチェ銀行が不穏な空気を醸し出しており、世界恐慌の引き金を引きかねない燻りを感じますし、ダウの11年間あげすぎたチャートを見ていると今にも強烈な下落が来そうな“憶測”を抱いてしまいがちですが、実際に現地に赴き、超一級のヘッジファンドプレーヤーたちとディスカッションしていると全くそんな“空気”はなく、むしろここからさらに第2弾のブリッシュ(強気)な上げ相場が続くのではないかと錯覚するくらい、とにかく景気が良かったです。
日本においても週末銀座に行こうものなら100m移動するのに1時間かかるくらい景気の良さを実感しますが、それと似た現象なのかもしれませんね。まあ、景気なんてものはまさにその漢字の通り“気”なわけで、悪くなれば一気に蜘蛛の子を散らす様に“人気(ひとけ)”をなくすものですから、今の“体感”はあまり役に立たないのかもしれませんが、それでも世界の中心街であるNYCの空気を体感できたのはとても素晴らしい機会でした。
手配いただいた皆様、お世話になった皆さま本当にありがとうございます。

今回は、本業シナジーが見出せ、尚且つ、中長期(5〜7年)でお付き合い出来る機関投資家のパートナー探しという、ミッションで渡航したわけですが、間違いなく確かな手応えを得ることが出来ました。皆様もご覧のとおり、我々のビジネストリップを迎え入れるかの様に、米国の地に足をつけた瞬間からBTCが暴騰を開始し、一時は、14,000ドル近くまでの上昇を見せました。まー久しぶりの昇竜拳で、気持ちいいくらいの上げでした。
ロードショーで訪問する先々で「BTCはいくらになるんだ」、「まだ上がるのか」、「いま買った」、「先週売った」、などなど、話題に尽きないディスカッションが続きました。

参考1)ビットコイン急騰、他の仮想通貨は置き去りに

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