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第466回:ホットドッグからキムチまで、加熱する買い需要はDeFiバブル崩壊のサインか、あるいは単なる始まりに過ぎないのか

本稿では幾度となく取り上げてまいりましたDeFiトークンですが、相変わらず暗号通貨市場に強烈な旋風を巻き起こしており、界隈は非常に賑わっております。元々はDeFi=分散金融であり、中央集権化されない次世代金融に期待が持たれて始まったブームではありましたが、ここ最近、明らかに投機熱というか、むしろギャンブル熱に近い熱量でトークン市場が賑わっております。DeFiのトークンに対する買い需要が半端ではないので、世界トップランクの取引所は皆、DeFiトークンをいち早く取り扱えるよう躍起になっております。中でも最近注目しているのは“FTX”です。DeFiトークンのブームを需給面でかなり上手に取り込んでおり、バイナンス一強の暗号通貨市場において、今後、かなり良いところまで詰めていけるのではないかと期待しています。

参考1)バイナンスなど主要取引所が開拓を加速、DeFiデリバティブの上場競争

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