街でTweetを聞く会
Twitterという諸君らが大好きなサービスがある。
Tweetとは”小鳥のさえずり”という意味だが、日本語版ではつぶやきと言うようだ。
街中でブツブツつぶやいている人、たまにいるけど、ああいう人達が何を言ってるのか、すごい気になるんだよね。
昔、住んでいたところには、四六時中ずーっとブツブツとTweetしている名物おばさんがいた。
なぜか人が近くに来ると、ピタリと止まる。
筆者はあのおばさんが何を言っているのか気になってしかたがなかった。
何度か聞こうとして、後ろから忍び寄ってみるのだが、どういうわけか、どれだけ音を殺して近寄っても絶対こちらに気がついて黙ってしまう。
あのカンの鋭さは一体なんだったのか…。
そして何をTweetしていたのだろうか?
ある日、買い物をしていたら、金髪坊主で虚無僧みたいな格好をした人がいた。
そんな”ナリ”だから、どうしても目がいってしまうのだが、なにやらブツブツとTweetしている。
こっそり後ろから近寄ってみると
「みんな、もっと自分の意見言おうよ…。」
とか言ってた。
いや、まずお前がもっとデカイ声で言えよ!
ある日、コンビニに入ると、雑誌コーナーで立ち読みをしているおじさんがいた。
50代半ばくらいだとおもうが、写真週刊誌を立ち読みしている。
その雑誌の、いわゆる袋とじの部分をすこしたわませて”筒”状にし、雑誌を上に持ち上げて下から覗きだした。
おっさん、何してんだよ…と思ったら、その状態で何やらブツブツ、Tweetしだした。
例によって後ろから近寄ってみると
「全部脱いでる、どうしよう…。
全部脱いでる、どうしよう…。
全部脱いでる、どうしよう…。」
って繰り返し言ってた。
どうしようじゃねぇ!
買えよ!!!!
みんなも、街でTweetしている人を見つけたら、こっそり近寄ってみてね!
もし聞き取れたら、noteでReTweetしよう。
こんにちは。日本の皆様にお知らせがあります。私の活動の援助をお願いいたします。私は独立性を守るため、皆様からの援助のみで活動しております。援助をしてくださる方は少数です。もし皆様が百円寄付してくだされば私はこの先何年も活動を発展することができます。宜しくおねがいします。