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製図試験のため、今やれること

こんばんは、源です。製図課題発表(令和3年7月21日頃)まで108日(4月4日現在)です。今日は私がこの時期にしていたことをお伝えしたいと思います。何かの参考になれば幸いです。

製図受験2年目のこの時期は図面を書きまくりました。作図練習はスピードアップを目指し、とにかく手を動かしました。また、作図手順を個々に検証しながら、無駄をそぎ落とすことを繰り返しました。

製図試験では普段の生活ではありえない量を手書きします。長時間書き続けるためには、日ごろから訓練しておくことが必要です。いわば「製図の筋トレ」をします。筋トレは一朝一夕ではできないため、課題発表前のこの時期から「製図筋肉」を鍛えておくべきと思います。

継続的な製図練習
コンスタントに製図する習慣をつけ、製図の筋肉を鍛えておきます。まずは、トレースから始め、ゾーン型、基準階型、縦敷地など、いろいろ練習するにはいい時期です。

作図スピードがあがって、実力がついたと思っても油断は禁物です。同じような図面ばかりを書いていて、慣れてきただけかもしれません。例えば、縦敷地の図面を初めて書くと非常に時間がかかります。しかし、本番では、どのような条件が出されるかわからないので、この時期に筋トレしながら様々なパターンの作図練習してみましょう。

作図の練習では、トレースの時期が終わったら、自分のエスキス図面をもとに製図することをお勧めします。

時間が短縮できない場合には、エスキス図が作図に移る完成度に達しておらず、作図しながら考えている時間が多いことが原因となります。

この場合はエスキス手法を見直し、作図するときに考えなくてもいいようにしなければなりません。

道具の準備
常に作図練習をするため、2台目の平行定規を手に入れました。自分が使っているコクヨの平行定規が、Amazonで新品が二万円以下で売っていたからです。必ずしも購入する必要はなく、友人、知人から借りることも一つの手です。

2台の平行定規は、自宅と会社に置き隙間時間で書きまくりました。ほぼ、1日一枚のペースで書くことで、作図に関しては絶対の自信を持つことができるようになりました。

また、家では製図板を使った練習、出先ではフリーハンドの練習をすることで分ければ製図板を2台用意することなく、効率的に製図練習できます。

シャープペンシルも数本使いましたが、結局は重さが気に入ってロットリングを使っていました。定規はバンコを使うようになってからスピードアップできたので、使い始めてからは試験までずっと使い続けました。




作図スピードアップ
作図時間を短縮することができれば、ほかの作業に時間をまわすことができます。作図時間を縮めるためには、まずは無駄なことをしていないかを検証します。一度、立ち止まって、無駄な手順がないかを確認してみます。「急がば回れ」です。

ただ、やみくもに書くだけでは作図スピードは上がらないので、線の一本一本の必要性を考え、不要な線はどんどん省いていきます。

製図試験では、きれいな図面である必要はありません。相手に伝わればいいだけです。

作図が速い場合のデメリットとしては、図面が汚いと判断され減点されることです。また、メリットとしては、作図時間を短縮できることです。

このメリットとデメリットを比べると、時間が生まれるメリットの方がはるかに大きいものとなります。

時間短縮に最も効果がある手法は、フリーハンドで作図することです。フリーハンドは、短期間でできることではないので、切り替えるならばこの時期だと思います。

試したことがない場合は、一度、挑戦してみてください。向き不向きもあるので、2~3枚の図面を書いてもしっくりこない場合は、早めに定規を使うことに戻す判断をしてください。

記述も書く
記述に関しても書く必要があります。試験では、ゆったり考えながら書く時間はありません。キーワードを覚えながら、時間をかけずに書く訓練をしていきます。自分で書いたものは、後から読んでみて、きちんと伝わるものかどうかを確認してください。

記述でも、とにかく量を書くことでの筋トレが必要です。長丁場の試験本番では、筋肉が足りないと書き疲れてしまって、余計な時間がかかってしまいます。まずは書くことになれるため、仕事に必要となるものを手書きに変更してみてもいいと思います。

試験本番まではあと半年です。長いようで短い期間だと思います。継続は力ですので、積み重ねていきましょう。


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