月刊うさぎ

ポップでキュートで愉快なマガジン♪ 月刊誌のように記事を集めて、書いて、独断と偏見でマ…

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ポップでキュートで愉快なマガジン♪ 月刊誌のように記事を集めて、書いて、独断と偏見でマガジンにまとめています。 中身はご飯と可愛いものが大好きなひょうきん者。 平日はOL、休日は宿屋の仲居をしています。 新参者ですが、どうぞよろしくお願いします🐰

マガジン

  • 【9月号】はぐれる身体、ぎゅっと抱き寄せて

    「はぐれる身体、ぎゅっと抱き寄せて」をテーマに、集めて、考えて、書いていきます。心と身体のバランスを整えたい!食べたい心と食べたい身体で食べて、走りたい心と走りたい身体で走り、着たいと思う服を着て、お化粧したい身体でお化粧して、心と身体をぎゅっと抱きしめながら生きていたい!

  • 【8月号】夏をしのいで

    「夏をしのいで」をテーマに、あれこれ🐰 2020年の夏も、いつかの「エモい」になれるのか

最近の記事

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はぐれる身体、ぎゅっと抱き寄せて

夏でもない、秋でもない、ぬる〜い季節の狭間。 ぶり返す暑さにも、襲いかかる台風にも負けず、心は早く進みたがる。 「HELLO!! 新しい私!」 なんて言いながら前進する心に反して、暑さでくたびれた身体がはぐれそう。 幽体離脱を覚悟して、「も もっと もっと 光るよ(by NiziProject様)」と叫びながら進むも良いけれど、心と身体、手を取り合って一緒に進んでいきたい。 心が望むものを身体にも、身体が望むものを心にも。 毎日運動して、自炊して、早寝早起きも良いけ

    • 非力な自分を助けてくれたもの

      今月はちょうど真ん中くらいの頃に、ある出来事をきっかけに心がズタボロになってしまい、ついでに体調も崩して肌荒れまで引き起こして、なかなかブルーな日々を過ごしました。そんなブルーな日々、きっかけになった出来事から助けてくれたものについて、自分のためにも覚書として書いておこうと思います。 ------------ こんなことがあってねある晩のことです。 部屋の外で、何度も戸を叩く音が聞こえて目が覚めました。時計を見ると、午前2時前。「誰か私の部屋に用があるのか??」とぼんやり

      • 私は味噌汁しか作らない

        料理は昔から嫌いじゃないけど、自炊が苦手だ。 小学生の頃から、日曜の昼食は兄と私で作っていたし、だいたいの家庭料理が何で味付けられているか想像できる。 何種類ものスパイスを仕入れ、それらを大量に余らせて作る火鍋とか、せっせとココナツミルクを絞って作るグリーンカレーとか、わざわざ生トマトをセミドライにして作るパスタとか、そういった料理も面倒とは思わないし、むしろ楽しい! しかし、"料理"は上手くいっても"自炊"となると、どうしても苦戦してしまう。 自炊・・・ (独身者な

        • カラオケで誰も知らない曲を歌う人にめっちゃ痺れる

          表題、もちろん"良い意味で"です。 花椒が効いた担々麺くらい、良い意味で痺れる。 つい先日、私は一人きりでカラオケに行ってきた。いわゆるヒトカラ?ひとから?ひとカラ?というやつだ。(どれが正しいのか分からない) 常日頃、カラオケに行きたいと思いながら暮らしている人間ではないけれど、ちょっと普段の生活では出せないくらいの大きな声を出したくなった。思い返せば、半年に一度くらいは何かの折にカラオケへ行き、中々の大声で歌っていた。単純にそれが必要な時がきたのだろう。 満を辞して

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        はぐれる身体、ぎゅっと抱き寄せて

        マガジン

        • 【9月号】はぐれる身体、ぎゅっと抱き寄せて
          13本
        • 【8月号】夏をしのいで
          16本

        記事

          不遇という存在を勝手に信じない

          ネットニュースを読みあさり、芦田愛菜さんが「信じる」ことについて語る聡明な言葉を目にし、ただただ尊敬の念を抱きながらポーっとしていた昼休み。いつものように隙だらけの私が、(自分にとっての)一大ニュースの発表に気がついたのは、そんな時だった。 パパーン! 宝塚歌劇団の雪組、時期トップスターに彩風咲奈さん、トップ娘役に朝月希和さんが就任することに決まったそうです!パチパチパチパチ!! 心の底からお祝い申し上げます!!嬉しい!!!! 実は私、隠れているつもりはないのですが、

          不遇という存在を勝手に信じない

          恋をするようにフラペチーノを吸い込む

          スタバの「フラペチーノ」が大好きなんです。いつもいつも、甘い空気だと思って吸ってます。ストローでグッと吸い上げた瞬間、クリーミーな甘さやキリッとした甘さ、この世のありとあらゆる甘さが融合して、一気に血糖値が上がるあの感じ。飲んでいる間に冷たさで頭がキーンとなるのもたまらない! こちらは大好きが行き過ぎてとち狂った私が、フラペチーノを飲むまでのめちゃめちゃにくだらない話です。 ----- 「フラペチーノ カロリー」って、絶対に検索しないで欲しい。好きゆえに、牛丼やラーメン

          恋をするようにフラペチーノを吸い込む

          【8月のありがとう】をAesop(イソップ)の香水へ

          夏は大好きだけど、暑いのは苦手だ。 大真面目にそんなことを心から思う。 そんな私が、猛暑の続く8月を生き抜けたのは、間違いなく「Aesop(イソップ)」の香水『Tacit(タシット)』のお陰だ。今日はその感謝を言葉にしてみる。 拝啓 タシット オードパルファム様 あなたはいつも爽やかで、呼吸が楽になるようなシトラスの香りを私に与えてくれました。マスクをしていると正直全然分からないくらい軽く、ほのかな香りでしたが、時々弾けるその爽やかさに心癒されておりました。 トイレ

          【8月のありがとう】をAesop(イソップ)の香水へ

          誰に頼まれた訳でもなく、怪談話どうでしょう

          夏といえば「怪談話の一つでも持ちたい」と、よく思う。披露する場なんて特にないけれど、もしその出番が来た時、何も話せなかったら嫌なのだ。 もちろん、怪談話をするなら「私が高校生の頃、家族で海に行った時の事なんだけどね・・・」と、実体験を話したい。そう思って、ある夜の出来事に思いを馳せる。 ----- 小学生の私は、ホラーに貪欲だった。 2カ月に一度通っていた床屋(田舎だから美容室との違いなど知らず赤と白と青のグルグルが回るザ・床屋に通っていた)には、「地獄先生ぬ〜べ〜」が

          誰に頼まれた訳でもなく、怪談話どうでしょう

          盆踊りの音ほど耳に残るものはないって

          やぐらの中心から響き渡る夏の音。ひとたび聞けば、甲高い笛の音が耳の奥に絡みつき、太鼓のリズムが胸を打つ。音が止んでも、身体の中で永遠に音楽が流れている錯覚さえ感じた、あの夏の音。 私は盆踊りが大好きだ。 やぐらを取り囲むおっちゃんたちに促され、最初は恥ずかしがりながら加わって、一年ぶりのはずなのに、手足は勝手に動き出す。普段静かな同級生も、あこがれの先輩も、厳しくて苦手な先生も、隣の家のおばちゃんも、話したことのない大人たちも、みんなみんな、決してかっこいいとも可愛いとも

          盆踊りの音ほど耳に残るものはないって

          「お疲れ様」の乾杯がしたくて働いているみたいなところある

          「お注ぎしますよ」 「次、なに飲まれますか?」 ホイホイと口からこぼれ落ちる気遣いのセリフで忙しく、火照る身体に反して全く酔えない。 ノリツッコミロボットと化し、聞き役を担い、 「さすが〜」「知らなかったです〜」「すご〜い」「センス良い〜」「そうなんですか〜」の、お決まり“さしすせそ”しか出てこなくなる。 とにかく厄介で、若者たちは早く帰りたがり、おじさん達は「最近の若いのは・・・」とすぐに言う。 これが、学生時代に私がイメージしていた「職場の飲み会」というものだ

          「お疲れ様」の乾杯がしたくて働いているみたいなところある

          原宿駅に背を向けた時、いっぱしの東京人になる

          田舎から上京し、キラキラと輝く瞳で見上げたあの日の原宿駅。レトロで愛らしい姿で、田舎者の私に明るく微笑みかけてくれた・・・。 なんて思い出は存在するはずもなく、私の知っている原宿駅はいつも混雑していて、全貌をお目にかかれるのは日が暮れてから、目に焼き付いているのは夜の姿だ。 ----- 初めて降り立つ原宿駅。 田舎から上京して間もない私が人の波をかき分けることなど、到底できるはずもなく、「竹下口」も「表参道口」も中国語にしか見えないままに、ただただ流れに乗って改札を出

          原宿駅に背を向けた時、いっぱしの東京人になる

          夏休みに乾杯!

          お盆休み、実家に帰ると近所の温泉宿で仕事を手伝う。 「今年はチバさん来られないって。旦那さんの介護とかあるから、色々心配みたいよ。」 チバさんはおばさんだ。 おばさんというより、おばあちゃんと言う方がふさわしいかもしれない。私がチバさんくらいの歳になったら、こんな肉体労働なんかしないで、家で猫と一緒にまったり過ごしていたい。梅干しを干したり、お茶を飲んだりなんかして。 でも、チバさんはチャキチャキと動き回り、宿の仕事を私と同じようにこなす。お皿洗いの速さときたら、私が1

          夏休みに乾杯!

          夏をしのいで

          夏はいつも、中心がぐんと熱くて、その熱に手を伸ばすように人が集まる。 わざわざ誰かと連れ立って、プールで泳ぎ、花火を見て、スイカを食べて、ビールで喉を鳴らし、「暑いね」と言いながら笑い合う。「危険な暑さ」「熱中症に注意」などと聞いていても、素知らぬふりをして遊びに行く。フェスでも、バーベキューでも、スイカ割りでも、外の暑さよりも自分の中心が熱く、身体の芯が夏になっているみたく遊び散らした。 そんな「夏」が遠い昔のことのように眩しく見える。 最後に止めたのはいつなのか、忘

          夏をしのいで