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製作ノート(83)「珠光の庵」で語学の勉強をする

劇団衛星プロデューサーの植村です。

『珠光の庵〜遣の巻〜』のオンライントーク第二弾。韓国語版として、稲川右樹先生をゲストに、トークを実施しました。

韓国語版オンライントーク

作品のご感想を聞いたり、韓国の文化のことなど、たくさんお話させていただきました。お話させてもらった私たち自身は、とりあえずとても楽しかった。
先生のお話を伺って、韓国で実際に上演することの楽しみが増しました。(体験型の作品が喜んでもらえそうだというのは、とても励みになるなあ・・!)

アーカイブは、上演映像の配信・オンライントークとも、9月23日までご覧いただけます。
https://dbf.jp/fueki/kyoto/2021/07/18/jukou_korean/


このトークの前に、私自身も久しぶりに上演映像を観たのですが、その時に改めて感じたのは、英語版と韓国語版の映像の違いでした。
英語版は生配信公演でした。韓国語版は通常の公演を撮影したものです(撮影用ステージを設けたのでした)。生配信公演の映像と記録撮影した映像は・・、全然違うな・・!どっちがいい悪いというわけじゃないけど、印象の違いに驚きました。(韓国語版の映像を観たのは久しぶりだったから、そう感じただけかもしれないですが。)

そして、久しぶりに聴いた韓国語での台詞の響きに、わー♪って気持ちにもなりました。流し見しようと思ったのに、ついつい作業の手が止まってしまいましたよ・・(苦笑)。

私が聞き取れる韓国語もちょっと増えてるようで、ああこう言ってるわ!という楽しみが増しました。少なくとも、ドラマを色々見るようになったので、耳慣れてきているようです。(当時は公演の運営に必死で、韓国語を楽しんでる余裕がそんなになかったのかもしれないが・・。)


よく考えたら・・私は、『珠光の庵』の台本使って、韓国語を勉強したらいいんじゃない?(英語も)
と、今さら急に、ふと、思いました。

なので、始めてみることにします。
「珠光の庵」で学ぶ韓国語、です!

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知らない単語や表現を調べて、読みの練習をしています。
改めて台本を見て、細かく韓国語を確認していくと、・・翻訳のすごさと面白さを感じます。

"一休とは…。うーん…、「い」、一見ふつうの坊主だが。「きゅ」、急な難問とんちで解決。「う」、うろたえません。”

の、"「う」うろたえません” を、"「우」、우왕좌왕하지 않는!” で訳すの、すごくない?

毎日あんまり多くは時間が取れないため、一日につき台本3ページ分ずつしか進められませんで・・。この台本は、60ページ近くあるので、このままでは1ヶ月近くかかる見込みですよ(苦笑)。頑張ってみようと思います。
いずれ、私のイメージするこの作品のスピード感で読めるようになるのが目標です。


2021年9月16日
劇団衛星プロデューサー 植村純子


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