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製作ノート(49) 合同稽古2日め

劇団衛星プロデューサーの植村です。
稽古場での歩みを、なるべく記録していきたいと感じたので、この製作ノートをなるべく頑張って綴ってみようと思います。さすがに毎日更新はできないと思うけれど・・。

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稽古は比較的順調で、しかし同時に難しさも実感しています。
日本語と韓国語で同じことを表現するのに、文章の長さも違うため、タイミングを合わせるのがとても難しく、しかしだからこそ、バッチリ合った時の面白さは、とても快感です。

稽古場ではなるべく多く写真を撮るようにしているのですが、写真に写った、この日韓キャストのシンクロ感を見て、ああ・・この俳優さんに来てもらってよかった・・と思いました。

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微妙な言い回しの変更や、伝わりやすいように台詞を足したり、稽古現場でどんどんと作品が更新されていっています。それはとても刺激的な作業です。

俳優さんたちと一緒に日本に来てくれたチェ・ウンミさんが、通訳と、韓国人の視点での意見を担当してくれて、大活躍してくださってます。
本当に心強い。ありがとうございます。よろしくお願いします。

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『珠光の庵』インターナショナルver.は、この先、英語・韓国語に続いて、中国語やその他の言語でも創作していきたいという野望があります(野望だけはあります!)。その時には毎度新しい言語を私たちが習得していくことは不可能なので、お互いの言語が分かっていなくてもできる創作を、今回の韓国語版でつくっていくのだ。と初日の稽古で、蓮行は話していました。

劇団内にその言語がわかるメンバーがいる韓国語版でこの調子なので、この先、他言語で創作する時はどうなるんだろうか・・と感じます。故に、今回の韓国語版は、その大事な布石になるでしょう。

稽古が終わっても、役者同士や通訳チームと、あれこれと話が尽きないのは、いつもの劇団衛星の稽古場とも少し雰囲気が違います。短い期間で濃密な創作が行われているからだろうなあ・・。

公演初日まであと10日。日韓メンバーの奮闘の結果に、どうぞご期待ください。

2020年1月29日
劇団衛星プロデューサー 植村純子


劇団衛星『珠光の庵〜遣の巻〜』韓国語版

2020年2月8日〜11日 会場:KAIKA
●公演情報 http://ow.ly/MROZ30q3Scc
●チケット発売中 https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/
●応援福袋も販売 http://www.jukou.info/fukubukuro.html

※チケット残席状況(29日10時現在)
9日(土)14時 あと4席です。11日(火/祝)14時も残り少なくなってきました。各回30席限定ですので、ご希望のステージはお早めにお申し込みいただければ・・と思います。お待ちしております。

劇団衛星の活動継続と公演の実現に向けて、みなさんのサポートを、ありがたく受け取っております。応援ありがとうございます。