見出し画像

診断士のイメージについて

士業というと、どうしても固い人のイメージを持たれがち。
といっても、始業と言っても幅が広く、建築士と言えばデザイナーぽいカッコ良さを感じる。税理士、会計士は数字に強くて細かいところまで目が届く感じ。弁護士、弁理士、司法書士は法律にめちゃくちゃ強くて聡明そう。行政書士さんは、申請系はなんでもやってくれる便利屋ってイメージ。

じゃぁ、診断士は・・・というと、スーツ姿の年配男性のイメージが結構定着しているみたい。これは、診断士の領域が「経営」なので、過去は会社経営経験者や役職経験のある方が自身の知見を活かして退職後に活躍し続けるために、資格をとって独立するケースが多かったので、年配の割合が高かったからと聞きます。今はどうかと言えば、だいぶ若い方でも資格を取得される様になってきましたし、私の様に早くに会社を辞めて独立する方も増えてきたので、平均年齢はだいぶ下がってきていると思います。
なので、私も支援先を初訪問した時に、「もっと年配の方が来られるかと思っていました」と言われたことがあります。どうしても、経営コンサルタントというと経営経験が豊富な年配の方というイメージが先行しがちな様です。逆に、年配でないと経営コンサルはできないかと言えばそれは違っていて、社会人経験と基礎となる経営の知識体系がまず揃っていることと、コンサルタントとしての支援実績があることが重要で、実際に経営する経験が必要かというとそうでもなかったりします。これ意外に思われるかもしれませんが、我々として需要なのは第三者目線として支援先の経営状況を見ていくことなので、逆に経営に入り過ぎてしまうと正しい判断ができなかったりします。(長く深く支援先を知ることは重要)

また、20〜30年前とは経営環境もだいぶ変わって、今の時代は新しいことに積極的に対応していかないといけない時代なので、会社員としての経験を活かして対応できる範囲もだいぶ狭まってきていると思われます。事実、会社経営される方の年齢層もだいぶ下がってきましたし、求められるニーズも最新のITを活用したものや、20代の感覚に合わせたビジネスが求められるケースも増えてきています。なので、診断士側も新しい発想をどんどん取り入れていかなければ支援できません。最近の診断士は基礎となる経営に関する知識はしっかりと持ちつつも、柔軟に新しいことへ興味を持って取り組む方が多いです。先日も、とある打ち合わせをメタバースで試してみようというお話をしたところ、結構年配の先生方も試されていました。これだけ世の中の流れが早い時代ですから、診断士の方も積極的に新しいことを率先して取り入れて、支援先への伴走時に活用していくことが求められているということですね。

というわけで、診断士の役割も昔に比べるとだいぶ変わってきています。これは、以前の支援は計画作成までで止まっていたのが、その実行部分まで支援(これを伴走)求められてきているからです。環境の変化が早いので、一度建てた計画を実行するハードルが以前より高まっているとも言えますね。

先日の診断士の会で、先輩診断士の方が「昔は診断士のことを足の裏の米粒」と言っていたくらいに稼ぐことができない仕事だったのが、今は求められる局面が増えてきたいう話もありましたが、これも、伴走機会が必要となってきたことを指ししているかと思います。

最後に、士業に対して「先生」という言葉がよく使われますが、こう呼ばれるのが苦手なんですよね。私の診断スタイルは伴走者(ナビゲーター)ではあるけれど先生と呼ばれるほど私は偉くはないと思っている。逆に仕事として日々経営者の方々に接しているし、さまざまな支援をした経験があるので、第三者目線で冷静にみることができるだけとも言えますね〜。
(あくまで、私の話で本当に先生と呼ばれるくらい多くの経験を持っていて、後輩診断士を次々と育てていける方がいるのも事実)

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
masaki hilano(平野匡城)

サポートいただけると嬉しいです。サポートいただいたお金は移働する資金に使わせていただきます。