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結局は関係資産が大切(コロナでも乗り越えられる事業者)

 6月になりました。コロナによる緊急事態宣言も解除になり、初期の頃の混乱も落ち着きつつあります。世の中はアフターコロナモードへ移行したといえますでしょうか?ただ、コロナによる影響の範囲も、経済的な見通しはまだまだ見えていないのが現実的なところだと思います。

 今日はちょっと思ったことを

 今回、様々なコロナ対策を紹介しましたが実際に役所の窓口で経営者の方々とお話ししていると、どの制度も実際の着金まで時間がかかりすぎるので資金繰りが間に合わないと言うこともよく聞きます。こう言う時はやるせ無い気持ちでいっぱいですが、どうしようもできないのが現実です。

 また、今回の一連の報道で簡単に融資をしてもられる様な話がありましたが、結局は保証協会の保証が必要なので、運転資金の3〜6ヶ月分の額が融資を受けるほどでないケース(例えば持続化給付金で穴埋めできるぐらいの規模)や、返済中でリスケをしてばかりで元本返済ができていないケースなど信用リスクがある場合には受けられないということもあります。

 厳しい言い方ですが、経営をしっかりしていたところが生き残るとも言える状況だと思います。(東日本も、サブプライムでも生き残れるところが生き残ってきた。)そして、しっかりしていたところは経営資源が豊富です。この経営資源には、お金があるところはもちろんですが、周りのネットワークを持つかどうかがいちばん大きかったのではないかと思っています。

 このネットワークのことを、僕がよくやる知的資産経営の世界では「関係資産」というのですが、この関係には「取引先」「顧客」「仲間」のことを指します。

 例えば、今回固定客を持つ飲食店では店に行きたくてもいけない顧客がSNSを活用したり、積極的にテイクアウトを利用したりして支援する姿が多くありました。また、観光業や旅館などでもオンラインを活用した新しいサービスを顧客と一緒に作ったり、宿代の先行払いなんてケースもあります。また、音楽や芸能の分野でもオンライン上でライブ開催により新しいファンを獲得したなんて話もありましたね。また、フリーランスの方でも、自分の事業を取り巻く「ネットワーク」の強さを、活用して仕事を転換したり助けあったりして乗り越えようとしたケースがあったみたいです。

 中小企業・小規模事業者にとっては「ヒト・モノ・カネ」はなかなか潤沢に蓄えることは難しいのですが、「他者との関係」は「信頼」があれば得ることができます。(特に、ネットワーキングをしているコワーカーは有利)こういう非常時にはその点がより出てきます。また、今回みたいに様々な使える制度があっても、経営者がそれを使うまでのハードルはまだまだ日本では高く普段からしっかり経営しているかの差が制度を使えた人と使えない人の差になったとも思います。

 なので、この機会に経営ということをしっかり考え直してみてはいかがでしょうか?

 特にフリーランスを含む小規模事業者の方にとっては、経営に必要な要素を全体として備えられると強いので必須です!(あっ、一人で全部やるのではなくうまく周りと連携して)リモートワーク時代の経営ってやつですね。

 経営と言っても難しく考えすぎないでくださいね。その辺りはリクエストがあればどんどん解説していこうと思っています。手前味噌ではありますが、そのために診断士の様な存在があるので・・・・

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中小企業診断士(診断士事務所Nordlys:ノルウェー語でオーロラの意味を主宰)、ノルウェー文化普及活動家です。オウンドメディア:城跡広場(https://siroato.net)を運営。詳細はそちらで!

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