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コロナ真っ只中:ちょっと立ち止まって

 3〜6月のコロナによる一連の混乱もようやく落ち着いて(?・・・いやいやこの景気の落ち込みど〜すんじゃいといったところも混乱ではないからね)、コロナ禍(with Coroa)での日常が定着(して欲しくはなかったけど)してきたように思われる。ここのサイトでもコロナを乗り越えるために様々な支援策の活用について綴ってきたけど、現状を今一度確認することが重要ではないかと感じてます。というのも、今までの売り上げの穴埋めに、各種支援策はそれなりの効果があったと思うけど、このコロナの状況はまだまだ続きそうで、他力本願ではいずれ立ち行かなくなってしまうと思われるためです。今後も何かしらの支援はあると思うけど、初回ほどのインパクトのある支援はなかなか受けられないのが現実でしょうか。

 そこで今回は立ち止まって考えた方が良いこと2つを紹介します!

その1:返済計画を立てていますか?

 まずは、借入返済がある人向け。コロナによる緊急融資を受けた方は、ほとんどのケースで据置を利用していると思います。(*据置とは元本の返済を一定期間遅らせること。)しかも、多くのケースでは無利子なため通常の融資では据置期間中に払う利子が不要で、当面は返済に回すお金が一切かからない。でも、いずれ返済は始まるので今のうちに返済計画を立てておきましょう。(実は、緊急融資を受けられた人はラッキーなんです。こんな状況だから簡単に借りられるような話が飛び交っていましたが、規模が大きすぎて返済能力をしっかりみられて断られたケースも多かったそうな・・・)

 特に重要なのは、返済のためにコロナ禍の今をベースに資金繰りが推移した場合に、返済ができるかと言う点。

たとえば、こんなケース・・・
・コロナ前 月商700万(利益率20%:140万)
          ↓
 現状   月商300万(利益率20%:60万)
・緊急融資 2000万(据置半年、3年返済)

まずは、毎月の返済額を確認します。返済予定は、融資を受けた時に受け取っている、借入金明細書で確認しましょう。

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今回の参考ケースでは、3年返済のうち6ヶ月が据置のため、30ヶ月での返済となります。
 ・12ヶ月×3年ー6ヶ月(据置)=30ヶ月
 ・月々の返済額:月約67万円=2000万円÷30ヶ月

コロナ前なら、140万円の利益から返済が可能でしたが、コロナにより利益が60万円に落ち込んでいますので、返済がこのままでは難しい。

 この場合、必要な利益は67万円以上のなるので利益率20%なら335万円以上の売り上げが必要です。もちろん、これは利益すべてを返済に充てる場合の金額なので、それ以外にも必要な費用が増えていれば、その分上乗せとなる。ちなみに、貯蓄があり、そちらを切り崩して対応する場合は、どこまでその方法で耐えられるかを見ないといけませんね。

 そこで、活用したいのが資金繰り表の作成です。ネットで検索すればいろんな人が掲載しているので、自分にあったのを選ぶのもいいですし、公的機関のやつだと日本政策金融公庫のサイトに手順書つきで置いてあったりします。こちらのでは資金繰り表(詳細版)が月毎にみられるのでいいですかね。(私が使いやすいやつをオリジナルで作るほどのテクニックは持ち合わせていないので・・・・)

その2:コロナ禍に適用したビジネスモデル

 もう一つ重要なのが、その1にも関連しますが、今後どう事業を進めていくかです。世間のライフスタイルがコロナで大きく変化していて、今までの消費パターンが通用しなくなってきています。そこで、自分のビジネスモデルがこれからの社会に適合したものであるか考えてみましょう!
 その答えはサイトに書いてあるほど簡単なモノではないのですが、これを紐解く一つの手段として、今まで自分が行って事業の目的を振り返って今後どういう人に、どういう価値を与えられるのか?その結果、社会に対してどういう働きかけにつながっていくのかという視点に着目して見ることは有効です。

 と言葉で書くのは簡単ですが、それを整理するのにどうしたらいいの?と聞きたくなりますよね。ここで登場するのが知的資産=無形資産というものです。知的資産とは、「人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるもの」です。これって、大手企業でなくても結構持っている経営資源だと思いますが、目に見えないだけに表現しにくかったりします。これを明確にしてこれからのビジネスモデルをデザインしていくことが重要ですね。この考え方を知的資産経営っていいます。このやり方まで書こうと思ったけど長くなる(noteは2000字前後まで!)ので、また別の機会に。
 一応参考となるサイトはhttps://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html とか
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html がありますが、ちょっと気軽には手を出しにくいので、リクエストがあれば簡単に説明しようかな・・・(あっ、ちなみに僕の事務所ではこれを使った経営支援もやっています〜)

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中小企業診断士(診断士事務所Nordlys:ノルウェー語でオーロラの意味を主宰)、ノルウェー文化普及活動家です。オウンドメディア:城跡広場(https://siroato.net)を運営。詳細はそちらで!

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