ラーメン4.0開業日記#54 不況を分析 後編

今日は昨日の続きで不況について書いていこうと思います。後編の今日はラーメン店を軸に飲食店の不況について書いていこうと思います。それでは今日も最後までよろしくお願いいたします。

飲食店は不況なのか?

まず、前提として飲食業界は不況なのでしょうか??
現状、最前線で戦っているわけでは無いですが、色々と調べてはいて過去にも飲食店での勤務経験はあるのでその経験を踏まえると、去年の増税後あたりから不況と言われ始めていたり、10年前の外食費用と比べて30%落ち込んでいるという調査結果が出たりと不況のラインに立っているのは間違いないと思います。

ただ、体感的には不況とは言えないような気もするのでここら辺はしっかりと考える必要があると考えています。

飲食(外食)業界の不況の要因を考える

飲食業界の不況の要因をまとめると以下のような結果になると思います。

・若者のアルコール離れ

・中食業界の台頭

・コンビニのクオリティーUP

・飲食店自体が増えているもしくは減っていないのに人口が減っている

順番に見ていきましょう。

若者のアルコール離れは居酒屋さんに直接ダメージを与えています。利益に大きく直結する粗利率が高い商品がアルコールに多いので、今までアルコールで利益を稼いでいたお店は当然利益が下がってしまいます。

ただ、若者が外食を全くしなくなったわけではなく、外食は依然していると思います。昨年のタピオカブームがいい例で1杯1000円前後する商品もある中、若者世代がタピオカブームを牽引しました。

ということは若者は自分が価値を認めたところにはしっかりとお金を払うということが分かります。お酒で利益を生んでいたお店で若者に来店してもらいたいのなら、若者が価値を見出せるものを提供するしかありません。逆に価値を見いだせれば、しっかりとお金を払ってくれるのですから。

中食業界は飲食業界の中の一つで、「お店で買って自宅で食べる」という形態です。もともと外食のみのお店が昼食をやり始めたりしているので、厳密には不況の要因にはなりえないです。が、中食を出来ない店舗ややらない店舗にとっては不況の要因になりえるでしょう。中食に関しては言い訳にしか聞こえないのでさっと解説するだけにします<m(__)m>

コンビニのクオリティーUP

これは本当にひしひしと感じていて、コンビニのお弁当が本当に美味しいです。以前の記事でステーキ理論というのを書いたのですが、ある一定のクオリティーまで達すると値段の違いが分からなくなるという現象です。3000円と5000円のステーキの違いがわかりますか?という内容でした。

コンビニと他飲食店の違いがだんだん無くなってきました。そうすると利便性では圧倒的にコンビニの勝ちなので、飲食店で食べずにコンビニで買って帰るという中食文化が出来ていきます。これは外食産業には脅威なのではないでしょうか。幸いにも麺類はまだまだのところがあるので、ラーメンを食べにコンビニにはいきません(笑)

コンビニに負けないようにするにはどうすればいいでしょうか。これは以前から提唱している、飲食店の非日常化がカギになってきます
この非日常はコンビニには絶対に出せません。そして、良くも悪くもコンビニは全国どこに行っても同じサービスが提供できます。逆にいうとどの店舗に行っても代り映えがしません。

効率や利便性でコンビニに立ち向かっても歯が立ちません。なので、非日常を作り、スタッフ・お店にファンを作り、「○○さんがいるから行く」・「○○というお店に行きたい」と思ってもらわなければいけません。

飲食店自体が増えているもしくは減っていないのに人口が減っている

最後に最も重要な「飲食店自体が増えているもしくは減っていないのに人口が減っている」これからの日本の経済はこれに尽きると思います。飲食店以外の業界も全く同じことが言えます。人口が減り続けていくのは目に見えているので、ここを理解できないとどんなサービスも提供できません。

人口が減っていくという前提でしっかりとマネジメントしていくのがこれからのビジネスの基本になります。飲食なら海外に出ていくのも有効な手段の一つです。日本の人口は減り続けますが、世界の人口は増え続けます。一つの統計では人類は100億人から120億人の間で落ち着くみたいです。現在が70億人なので最低でも海外ではあと、30億人も増えます。

あとは、インバウンド狙いのお店です。ホリエモンがやっていWAGYUMAFIAがいい例です。あそこは完全会員制で、客単価がとても高いです。ただ、会員制にすることでお客様の質を担保できますし、非日常感に満ち溢れています。また、和牛というのは世界ブランドになっていますし、実際にやっているように世界展開もできます。

これはホリエモンだからできた・都内にあるからできたという人もいると思います。でも、それは間違いでインバウンド需要はすでに面(土地)ではなく、点(個人やお店)で来ています。しっかりとインバウンドをつかむことでこれからの飲食店の未来を切り開いてくれると思います。

それではまた明日!!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

10
ラーメン4.0を目指して日々思案中。 現在は中古車屋(相模原)とカラオケ屋(川崎)で二刀流の店長やってます(笑) 2020年9月に相模原にラーメン店オープン予定。 気になりましたらフォローお願いしますm(_ _)m