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42 Tokyo 知っていますか? 「誰もが平等に挑戦できる」「一方通行でない教育システム」

こんにちは!メディア編集部のUDです!

弊社のメディア編集部でTwitterの運用始めました。
何をツイートすればファンが増えるかについて真剣に考えていますが、
業務中にTwitterをしていることに謎の罪悪感を拭えません。
(どうかツイ廃と思われませんように。)

話はさておき「42 tokyo」をご存知ですか??

DMMの亀山代表が発信していたのですが、面白いと思い #42tokyo と付けて引用リツイートしたところインプレッションがいつもの10倍以上行きました。

Twitter上でも注目されているようですね。

今回はこの42tokyoについて調べたことを簡単にまとめました。興味を持たれた方は是非参加しましょうm(^o^)m

42とは

そもそも42(フォーティーツー)はフランスに本校があるエンジニアの養成機関です。それが

【特徴】

①無料でプログラミング学習できる
②24時間365日解放している
③教師や教材は一切なく生徒同士で学び合うピアラーニング方式を採用

今までにない方式をとっているので非常に興味深いです。

運営資金は??

フランスの42もそうですが最初の何年かは投資家が出資しており、その後は卒業生の寄付金によって成り立つようです。

42tokyoを開設したDMM会長の亀山敬司氏は以下のように言っております。

家庭環境や学歴に関係なく、誰にでもチャンスを与える42の精神に共感して、東京への誘致を進めてきました。当面の運営資金はDMMで準備しましたが、将来は卒業生が成長し、稼ぐことで、少しづつでも寄付をして次に入る学生の学費を支えてくれる、そんな寄付の循環が生まれたら本当に良いな、と夢見ています。

当面はDMMが資金提供してくれるようですが、その後は卒業生が稼ぎ少しずつ寄付してもらうことを想定しているようです。

目的は何!?

「無料ほど高いものはない!!目的は!?」と思われるかもしれません。

協賛企業様もいらっしゃいますが卒業したからと言って必ずしもそこに就職しなくてはいけないわけでは無く別に制限がある訳でもありません。

日本で今後、IT技術の底上げしムーブメントを引き起こすような起業家や技術者を輩出するのが目的だそうです。

個人的には人材ビジネスと結び付ければ大きくマネタイズ出来る気もします....

入学資格

16歳以上であれば、年齢や性別、環境に制限なく入学が可能です。

つまり誰にでも平等にチャンスがあるのです。

入学のためには試験があります。

■1次試験

4分間の記憶力テストと2時間の論理テストです。

プログラミングをやったことない人でもゲーム感覚で取り組めますが、ルール説明がある訳ではなく論理テストは初っ端から苦戦します(笑)

僕は問題自体は簡単なLevel1でも4,5分かかりました。

TwitterのTLを見る限りでもここは通りやすい印象を受けますがボーダーは定かではありません。単純にゲームとしても面白いので是非受けてみてください。

先生がいなければ。教材もない。

次の試験の”ピシン”についてお話する前に、「42tokyoは先生がいて授業をするような学校ではない!」という事をお伝えします。

42tokyoでは開発の環境が整っており、あとは「自分で調べる。」「分からないことは周りの人に聞く」といったピアラーニング形式を取っているようです。(互いに添削しあったりするような方法です。)

これは非常に実践的な方法だと思います。

何かサービスを作る上でも答えがあるもの作っているわけでは無いので先生はいません。分からない場合はgoogle先生に頼るか、知識がある人に聞きに行く必要があります。つまり、学習の段階で実務と同じことをします。

■Piscine(ピシン)とは?

1か月ほど実際に通いながら課題を解いていく試験です。

課題を与えられ、それを自力か近くの人に聞いてくそうです。
詳しい方法については12月の説明会で公開されると思いますが、参加者同士で教え合ったり添削しあうことで経験値のようなポイントが溜まる仕組みになっているようです。
(具体的に分かったらまた公開していきます!)

割とがっつりとコミットする必要があるようです。
(噂によると1週間に平均56時間とか.....)

まとめと考察

42tokyoの施設や設備の画像もTwitterなどで公開されています。

こんな整った設備で開発が出来るのはエンジニアにはすごいワクワクしそうです。(笑)

42では卒業という概念は無いらしくレベルで判定するそうです。
なので最高レベルまで行くと、「これ以上のレベルはないので終わり」という状態になるそうです。

個人的な感想としては、

これは採用に使えるのではないか」

と思いました。

エンジニアの技術力は測りづらい部分もありますが、このレベルを1つの指標に出来るのではないかと思います。

また、このもしやり方が成功例となればピアラーニング方式を取り入れた学習方法が広まっていくのではないかと思います。

このモデルケースが成功すればマネタイズしたビジネスもどんどん出てくると思います。

なによりもこの学校からどのような人が輩出されるか非常に興味深いです。


では、また何か情報が入ったら共有させて頂きます!最後までお読みいただきありがとうございました。

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