見出し画像

「もったいない」気持ちが生む新たなコミュニケーションの形。SDGsへの取り組み「第2回オンラインバザー」開催レポート

ギークスグループでは、SDGsの達成に向けて、様々な社内イベントや取り組みを実施しています。その取り組みのひとつとして、昨年の夏に引き続き、1月14日に「ギークスオンラインバザー」を開催しました。

「自分にとっては不要なモノでも、誰かにとっては必要かもしれない」というお譲りの文化がギークスグループ内では広がっています。買ったけれど使わなかったもの、引っ越しのタイミングで要らなくなったものなどを全社的にお譲りできる機会を作ることができればと、オンラインバザーを企画しました。

司会進行役・出品者として代表の曽根原も参加。出品者や入札者との笑いの絶えないやりとりでイベントを盛り上げました。

(執筆:SDGsアンバサダー Sasaki)

「もったいない」が共通点

画像1

▲出品アイテムを紹介する代表 曽根原(中央)と司会者

第1回目と同様に、ビデオ会議ツール「zoom」をつないで、参加者は入退場自由のルールのもと、開催しました。

今回のオンラインバザーには6名の出品者が集まりました。
買ったけれど使わなかった低温調理器・遊び尽くしたボードゲーム・健康と美容のためのフィットネスマシン・仕事の思い出がたくさん残っている名刺ファイルなど、想いがふんだんに詰まった出品アイテムが並びました。

その共通点は「捨てるのがもったいない」ということ。

出品アイテムの紹介とともにエピソードを語っていただきましたが、「まだまだ使えそうなのに…」と感じたり、「たしかにそれは簡単には捨てられない!」と頷いたりと、「もったいない」のオンパレード

「低温調理器」を出品したSatoのエピソードも「もったいない」を強く感じさせるものでした。

Sato:
食卓にもう一品おかずを増やせないかなと低温調理器を買ったのですが、私の生活スタイルだと電気圧力鍋のほうが合っていて、一度も使わずに棚の奥に眠っていました。新古品なので捨てるのがもったいないと思って出品したのですが、欲しいという声があがって、本当に嬉しかったです。

バザーには、モノを簡単に捨てない・無駄にしない・必要な人のもとに改めて届けられるといった考え方が根底にありますが、改めて「もったいない」という言葉の意味を考える機会となりました。

SDGsには「12.つくる責任 つかう責任」という目標がありますが、オンラインバザーは、ギークスグループとして、目標の達成に向けた、小さくてもたしかな一歩と捉えています。

部門を超えたコミュニケーションが生まれる機会

画像2

▲ボードゲームを落札したKomatsu

業務上あまり関わることのないメンバー同士の交流が生まれることも、オンラインバザーのメリットです。ボードゲームを入札したKomatsuの感想は象徴的なものでした。

Komatsu
緊急事態宣言が出ている時勢もあって、部署を超えたコミュニケーションの機会がはばかられる中、画面越しでも顔を見ることができたり、久しぶりに他部門の方と交流できたことがよかったです。元々欲しかったボードゲームが出品されていて、それを目当てに私は参加したのですが、皆さんのプレゼンが上手くて、全部欲しくなっちゃいました。

また、オンラインバザーでは、出品者と入札者の間にアイテムを受け渡すためのやりとりが生まれます。そのやりとりは、普段なかなか関わらないメンバー同士であることが多く、新たな関係性が始まるきっかけにもなります。

出品者のSatoも、入札者とのやりとりが楽しかったことを話してくれました。

Sato
入札いただいたのは普段あまりお話する機会のない事業部門の方だったのですが、バザーをきっかけにやりとりできて嬉しかったですし、作った料理の写真をいただく約束まで取り付けちゃいました。せっかくなので、受け渡しのときに話したローストビーフをぜひ作っていただきたいです。

オンラインバザーは「不要になったモノを誰かにお譲りすること」が一番の目的ですが、業務とは異なる機会を通じて、部門を超えたコミュニケーションが生まれる契機になればと考えています。このような感想をいただいたことは非常に喜ばしいことです。

在宅勤務・リモートワークなどの働き方が増え、コミュニケーションをとる相手が業務に関係するメンバーに限定される状況が広がっています。偶発的なやりとりが生まれるオンラインバザーのような機会は、今後、ますます重要になってくるかもしれません。

▽第1回のオンラインバザーの様子

オンライン社内イベントの可能性

画像3

▲10月に行ったオンライン全体会議の様子

オンラインバザー参加者からは、開催形式についても色々なコメントが寄せられました。

▽参加者から寄せられた感想

・オンラインバザーは2回目ですが、今回初めて参加しました。あがり症なので、実際に目の前に人がいるより、オンラインのほうがコミュニケーションを取りやすいなと感じました。

・オンラインということもあり、その場で入札希望/入札者の決定が行えるので、スピーディーだなと思いました。コンパクトな時間で結果まで分かる仕組みがよかったです。

ギークスグループでは、コロナ禍によって各メンバーの働き方が多様化したことで、コロナウイルスの感染防止の目的も含め、昨年より様々なオンラインイベントを企画しています。

▽オンライン全体会議の様子

今までは「リモートワークのメンバーが多いから」「コロナ禍で多くのメンバーが直接集まる機会を避けたいから」といった理由でオンラインイベントを開催していました。

しかし、今回の感想にあるように、オンラインのほうが参加しやすい・楽しめるといったメンバーの多様性を尊重できる、WEBシステムによって効率的に運営できるといった観点から、オンライン開催を選択する新たな価値に気づくことができました。

半期に一度のイベントとして、今後もオンラインバザーの開催継続を検討しています。SDGsへの取り組みとしてだけでなく、普段はなかなか交わらないメンバー同士の接点づくりも兼ねて、メンバーの志向性に寄り添いながら、第3回の準備を進めていこうと考えています。

\ ギークスグループのSDGsへの取り組み /


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?