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メンバー同士の「もったいない」が、会社を挙げたエコ活動につながった。

ギークスグループでは、SDGs達成に向けて「自分にとっては不要なモノでも、誰かにとっては必要なモノかもしれない」という、お譲りの文化が社内で広がりつつあります。

そのきっかけのひとつが、社内コミュニケーションツール「Slack」上で生まれたG2 Studiosの「g2-譲ります」チャンネル。「捨てるくらいだったら、誰かに譲れないかな?」という想いから、チャンネルを立ち上げたKawabata、Dobashiに話を聞きました。

(取材:SDGsアンバサダーSasaki)

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▲(写真左)Kawabata、(写真右)Dobashi

「泡立て器、誰か要らない?」からはじまった

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ー「g2譲ります」チャンネルが生まれたきっかけを教えてください。

Dobashi:もともとは、「私が間違えて購入した泡立て器、誰か要らない?」という一言から始まりました。新卒社員に声をかけてみていました。

Kawabata:その話を聞いて、「家にあるコレ、誰か要りませんか?」という状況が他にもあるんじゃないかなと思いました。その後、普段のメンバーとの会話の中で、「自分には要らない物だけど、せっかくだったら誰か使いませんか?というものがある」という声があがってきたので、お譲りができるチャンネルを作ってみようと思い立ち、開設しました。自由に出入りできるチャンネルで、今ではチャンネル参加数は90人近くいます。

Dobashi:Kawabataが要らなくなった炊飯器をそのチャンネルに投稿していて、私が譲ってもらいました。炊飯器が変わるとこんなにご飯が美味しいんだ!と実感して、すぐに「ありがとうございました!」と伝えました。そういうコミュニケーションが生まれるのもいいですよね。

Kawabata:普段の仕事で関わるメンバー以外とコミュニケーションを取る機会にもなるので、これも価値のひとつだなと気づきました。ものづくりをしているメンバーだからこそ、必要とするものや価値観が似ていて、お譲りや、そこからのコミュニケーションが生まれやすいのかもしれません。

ーG2 Studiosはゲーム開発のメンバーが多いので、パソコン周辺機器などのお譲りもあるんですか?

Dobashi:たしかに、ケーブルやメモリーカードなどは多いかもしれません。新しいものを買った、バージョンアップしたといった背景から、今まで使っていたものをお譲りするというのはよく見かけます。無料でのお譲りが多く、月に数件、お譲りが生まれています。

Kawabata:趣味がゲームというメンバーが多いので、ゲーム関連のグッズや、UFOキャッチャーで取ったものなど、そういったものも出品されています。

ー先日開催したオンラインバザーでも、UFOキャッチャーで取れたフィギュアの出品が記憶に残っています。

Dobashi:オンラインバザーのとき、チャットがとても盛り上がっているのを見て、モノを譲ることも大切だけど、モノを介してコミュニケーションが生まれるっていいなと思いました。コロナ禍によるリモートワークが増えてメンバー間の交流が減ってきたからこそ、余計に感じたかもしれません。

社内で自発的に生まれるエコ活動

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ーチャンネル以外にも、オフィスで取り組んでいるエコ活動にはどのようなものがありますか?

Kawabata:メンバーが率先してゴミ出しをしてくれるのはとても助かっています。出社した時にゴミがないというのは快適です。空気清浄機のフィルターを清潔に保ってくれたり、オフィス内のちょっとしたゴミを拾ってくれたり、本当によく気がついてくれています。

Dobashi:先日、オフィスのレイアウト変更があったのでフロア全体の片づけをしたのですが、忘れ物の傘がたくさん出てきました。それが「シェア傘」として生まれ変わりました。傘を忘れた日には重宝しています。

Kawabata:「気持ちの良い環境で仕事したい」、「困っているメンバーがいたら力になってあげたい」など、そういう心がけが大切なのかもしれませんね。

取材後記(SDGsアンバサダーより)

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自分にとって不要なモノでも、誰かにとっては必要かもしれないという考え方は、SDGsでは「12.つくる責任 つかう責任」の取り組みに当てはまります。

取材を通じて「g2-譲ります」チャンネルは、「SDGs達成のために!」や、「社会のために!」など、肩肘張って始めたことではなく、ともに働くメンバーのためになにかできないかというシンプルな想いから始まったものだということを強く感じました。

企業内でSDGs担当やCSR担当という役割にいると、会社で働くメンバーに対して「こういう取り組みをしてほしい」と伝えがちですが、現場で起こっていることをひとつずつ丁寧に拾っていくと、すでに様々な取り組みが行われていることに気づかされます。

SDGs達成という目標を掲げた中で、新たなプロジェクトを立ち上げるより先に、現場で当たり前に行われている取り組みを知る努力が大切だなと痛感しました。


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