パリ・オペラ座の日々1993~1994:7月13日 バスティーユ・オペラ座「ファウスト」
7月13日(火)
午前中ウダウダして、午後も少し勉強。Oさんにオペラ座の次のシーズンのプログラム冊子を発送。その後、初めてバスティーユのオペラ座へ行った。近代的で美しい建物。125Fの席だったのに会場が空いていて、係の人が良い席に移動させてくれた。セットが豪華でたくさんの出演者がいて、すごいスケールの舞台だった。オペラ自体の良しあしについてはよく分からない。
明日が7月14日なので、バスティーユの広場では路上コンサートをやっていたり、爆竹を鳴らしたりして大騒ぎだった。サン・マンデの駅前でも夜までみんなで踊ってた。お祭り騒ぎのパリ。
PTT 95F
カメラ屋 73F
水 15F
バスティーユはメトロ一番線の駅なので、アパートから15分くらいで着いてしまいます。オペラ・バスティーユは1989年完成なので、この頃はまだピカピカでした。
広場にあるこの「革命記念柱」は、1833年にフランス最後の国王となったルイ・フィリップ(オルレアン公)が、自身が立憲君主政を確立した7月革命を記念して建立したものです。土台部分のライオンのレリーフは、ロダンの師匠でもあったアントワーヌ・ルイ・バリーの作品。
当時はオペラについてはほぼ知識ゼロの状態で、この日のファウストについても何も知らず、なんとなく観ました。ということで語れるほどのことは何もないわけですが、想像していたよりも演出が近代的で少し驚いた記憶があります。
30年近く経過した今でもオペラについての知識は乏しくて、代表的なものだけでも勉強したいなとおもいつつ、なかなか曲が覚えられません。お恥ずかしい…。
明日は、キャトーズ・ジュイエ。7月14日。革命記念日です。