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石膏像を作っています6月12日


2か月ぶりの石膏像(笑) パリ日記ばかりなので、石膏屋としてのアピールもたまにはしないとね。

6月に入ってようやくひと段落の兆しが見えてきましたね。石膏像ドットコムは年初からずっとハイペースでの製作が続いていて、それは自粛期間中もほとんど変わりませんでした。先週くらいからだんだんピークアウトの兆しが見え始めていて、少し体を休めるべき時期なのかななんて思ってます。

前回の石膏像記事が4月6日でしたので、それ以降のお仕事などを写真で紹介していきます。Instagramでは逐一写真などアップしていますので、そちらとは内容が重複しています。




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こちらは「吉田山田」というデュオの10周年記念ベスト盤のジャケットです。デザインの素材として弊社製石膏像を採用していただきました。1月に担当者の方からご相談いただいて、実際に工房にお越しいただいて石膏像の選定が行われました。


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ディオニソス全身像。高さ60㎝くらい。繊細で美しい彫像です。


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エティエンヌ・モーリス・ファルコネ作のヴィーナス像。ポンパドール夫人に寵愛された彫刻家です。王立セーブル窯のディレクターでもありました。


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乱雑な車内でお恥ずかしいですが、ジョルジョ、マルスの前に大胸像が6点くらい並んでいます。全部で10点以上の大口の納品でしたので、直接弊社の車で千葉まで納品に伺いました。梱包の手間、梱包資材、開梱の手間を考えると、こうやってお届けした方がリーズナブルだという判断です。


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スズラン少女。ネットショップ上にはこういった可愛らしい石膏像もたくさんあります。ご興味あればぜひチェックしてみてください。



昨年の夏に続いて、ミロ島ヴィーナスの原作大のご注文をいただきました。

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毎度のことですが、これを作っている数日間は高い山を登っているような感じです。コツコツと細部まで丁寧に作業を進めます。巨大だからといって先を急いではいけません。接続して大きな姿になってしまうと後戻りして修正できない場所がたくさんあります。

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なぜか下半身の写真ばかりです(笑) 上半身はボリューム的には小さいので、勝負は下半身の製作と、納品当日のお客様の所での組み立て作業なんです。

こちらも5月中旬に無事に納品が完了しています。お客様がとても好意的に迎えてくださって、すごく作業がやり易かったです。


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おまけ。工房内に勝手に入ってきてパトロールして出て行った野良猫。雑司ヶ谷の路地裏はたいていヒッソリしていて、猫がフラフラしています🐈

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