パリ・オペラ座の日々1993~1994:7月5日 パリ・オペラ座「ダンサーズ・コレグラフィー」
7月5日
本日は朝から左官屋の攻撃アリ。パテ、ペンキ等塗っていてうるさい。日中はのんびりして、夕方はオペラ座のダンサーズ・コレグラフィーへ。これが学芸会ノリでめためたな内容だった。良かったのはアニエス・ルテステュとオーレリー・デュポンが出た三番目の演目だけ。他は舞台上で火を焚いたりしてドタバタ。でもみんな楽しそうに踊っていた。コオロギ君たちがまた来てた。
スーパー 12F
マック 69F
これはオペラ座所属の現役ダンサーが、自身の創作した振り付けを披露する日です。普段からレッスン、リハーサルですごくハードなスケジュールで過ごしている団員なのに、さらに振り付けまでチャレンジしていて本当に凄いと思います。でもダンサーとしてのキャリアは永遠ではないし、若い頃から振付家としての道を模索するダンサーも沢山います。そういう人達をサポートするための取り組みなのでしょう。
肝心のこの日の舞台はなんともドタバタで、チャレンジングと言えば聞こえが良いですが、ほぼ学芸会ノリでした(笑) でも普段の完璧に練り上げられた舞台とは違って、ダンサー達の素顔が見える感じで楽しかったし、演じている方もなんだか楽しそうでした。
チケットも普段にもまして安くて400円!会場もガラガラでリラックスムードでした。
(一番手前の赤い衣装が、その後エトワール→現パリ・オペラ座芸術監督のオーレリー・デュポン)
本当は7月2日もチケット買っていたんだけど、そちらは体調が悪くて無駄にしてしまいました。半券が切られていない状態で手元に残っている唯一のチケット。
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