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カウンセリングを考えている人へ【川島さん10】

教えてくれたのは:毒親脱出の専門家の川島崇照さん

プロフィール

■おとなの親子関係相談所 代表
■川島崇照メンタルトレーニング・オフィス 代表

新潟県出身、1974年生まれ。 ストレスを抱えた親から毎日のように否定や罵倒を受けていた。 家のなかでは日常的に怒鳴り声が飛び交っており、そのせいか、いつもビクビクしながら親の顔色を伺っていた。 社会人になってから自信のない自分を変えたいと考え、あるとき受けたカウンセリングをきっかけに、自分の親の不健全さに気づく。それまでに悩み続けてきたことの原因が見つかった瞬間。 自分の心が回復していくなかで、同じように親子関係で悩む人を救いたいと考え、会社を辞職しカウンセリングを学び始める。 その後、2011年にカウンセラーとして独立し、おとなの親子関係相談所を設立する。 妻と子ども2人をこよなく愛す。

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話を聞いてみた

nigeruno:いろいろ今日お話を聞いてきて、カウンセリングって今までちょっとハードルが高いというか。全然イメージもなかったので、手を出しにくいかなと思ったんですけど、今日お話を聞くと「親子問題を一歩ずつ解決していく」「ちょっと安全な状態にしよう」「自分の心の気持ちの整理をつけよう」とか、思ったよりも普段から使っていくべきものだなっていうのが分かりました。

それでも、カウンセリングって初心者の人がほとんどなので、どういう時に使おうとか、まだ使おうかどうか悩む人が多いと思うので、そういう人にメッセージをお願いします。

川島:そうですね。まずこうしましょうみたいな感じで「押し付けるってことがない」ところは安心してもらいたいんです。あくまでもその相談者さんが向かいたい方向を見つけるための問題の整理とか思考の整理だし。その人が向かいたい先に向かうにはどういう方法があるのかっていうのはアドバイスをするけど、こっちへ行きましょうよっていうのはしないですよね。

nigeruno:だからぐいぐい川島さんの方から、これしなさいとか、そういうことは絶対ないってことですよね。

川島:相談者さんが目指したい方向を否定するってわけではないんだけども、ただ例えば「もし親が他人だったら付き合っていきたいですか」って私が質問をした時に「もし他人だったら付き合っていきたくないです」っておっしゃった人が、親と仲良くすることを目的にしようとしていたら、本心とは違うことをしようとしているわけだから「教えてくれたあなたの気持ちとちょっと違うね」みたいなことは言いますね。

自分の意見は言うけども、あなたその親危険だから絶縁しなきゃダメよとかは言わないし、逆に親だってあなたのためを考えてるんだから、もっと仲良くしなきゃダメよなんていう風には言わないし。とにかく行きたい方向を決めるのは相談者の方だよっていう話なんですよ。

nigeruno:自分の方向性を大事にはしてくれるけど、自分でも気付けなかったような本心の部分を川島さんと話すことで見つけるっていうのもできるのがいいですね。

川島:それをしていかないと、目の前の問題を解決した後に「なんであんなことやってしまったんだろう」って今度後悔するから。なのでちゃんと目標目的は見定めないといけないねってことですね。

💡これをしなさいと押し付けられることはない。相談者がどこに向かいたいかが大切。
💡自分でも気づかなかった本心を知れるかも。
💡本心を見極めないと後々後悔することになる。

続く…

あとがき

今回川島さんのお話を聞いて、カウンセリングへの理解が深まったことはもちろん、川島さんのカウンセラーとしてのプロ意識も垣間見れたかなと思います。

nigerunoがまたリリースしていない時から支援してくださって…本当に良い方だと思います。(動画内では笑顔が固くなってしまったことを不安がられていましたが笑)

興味のある人は、ぜひ川島さんのカウンセリング使ってみてくださいね!

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