見出し画像

飛ぶスイング飛ばないスイング

ゴルフのレッスンというのはどの時代も流行があるものです。最近ではYouTubeやインスタグラムを利用したレッスンも多くなってきています。一方で、質の悪いレッスンプロが人気になったり、教える実力がない人が人気になってしまったりしてしまうという弊害もあります。

私は、ゴルフスイングの専門家ではありませんが、ゴルフクラブの専門家としてクラブに合う打ち方というのが良いスイングであり、飛ぶスイングこそが正しいスイングだと考えています。

そうなってくると、クラブの構造が大して変わっていないことを考慮すれば、どの時代も美しいスイングに大差はないというのが私の持論です。実際、ベン・ホーガンやジャック・ニクラスのスイングは今見ても非常に効率的で美しいです。

このnoteは無料なので、多少無責任なことを発言するかもしれませんが、一つの説として受け取ってもらえると良いかと思います。

飛ぶスイングとは

ゴルフはスポーツの中で一番長距離まで飛ばすことが出来るスポーツです。プロだと300y(約270m)も先に飛ばすことが出来ます。しかも、プロでなくても同じくらい飛ばせる人が存在してしまうというのもゴルフのおもろさだと思うわけです。

だから、アマチュアでも飛ばすことの楽しさを感じて欲しいと考えています。

そもそも、遠くまで飛ばすことの条件とは何か考えてみましょう。私が考える限り以下の理由があります。

・道具をうまく使える

・体をうまく使える

・身体能力が高い

道具をうまく使えるスイング

一番重要な要素は道具をうまく使えるかどうかだと思います。ゴルフは“道具のスポーツ”とも称されるほど道具の存在が大きいです。考えてみてください。よくしなる軽量な棒の先端に金属の中空の塊を付けて、振り回しているわけです。

少しの動きのずれが45インチ先のヘッドでは大きなずれになってしまうのです。つまり、体は出来る限り同じ動きを繰り返す必要があるわけです。

しかも、棒の先端に重心があれば良いのですが、ゴルフクラブというのはヘッドの端にシャフトが付いているので重心が棒の先端からずれた場所にあります。これによってゴルフというスポーツは難しくなるのです。

ゴルフクラブは取り扱い説明書がありません。どういう風に打ったら良いです、という指南書がクラブ自体に付属していないのです。

スイングというのは、まさにこのクラブの取扱説明書なのです。

体をうまく使えるスイング

道具を使うことが最重要であるのは前提として、スイングの完成度に影響するのが体をうまく使えるかどうかです。

自分の可動域を最大化して、筋力を引き出せるスイングこそ飛ばせるスイングです。マキロイ選手が自分の飛距離の要因について「背筋を使えること」だと述べていましたが、鵜呑みにしてはいけません。

「背筋に力を入れろ」と言われて出来る人は相当背筋を鍛えている人です。そもそもどうしたら背筋が収縮するかすら、トレーニングを熱心にしていないと分からないのです。

筋肉を使うというのはあくまでそれを促す動きを取り入れる事であり、スイング中に力を入れる事ではないのです。スイングの完成度が高い人ほどインパクトの一瞬で出力し、高いパワーを引き出せるわけです。

身体能力が高い

ゴルフがうまくいかない人が良い訳として「運動神経が云々」言っているのを耳にしますが、決して身体能力だけが要因ではありません。割合としては5%くらいです。上達スピードには多少影響するかもしれませんが、完成度自体には影響はほとんど無いです。

私自身、初心者を教えることが多いですが、身体能力の高さはその人の運動経験と、上達した経験に依存しているように感じます。

身体能力とは自分の体が今どのように動いているのかを把握する能力のことなので、レッスンのように「今どうなっていて、今後こうしましょう」という作業を踏めば身体能力は相殺できます。

飛ぶスイングを作るには

簡単に言えば、先に述べた3つの項目を満たすようにすれば良いのですが、それを達成するには何が必要か。方法としては2つあります。

①レッスン+飛距離アップメニュー

②連続素振り

①の方法が王道だと思います。確実に飛距離アップして、尚且つスコアアップをしたい人向けです。再現性が高いだけでなく、理屈も一緒に理解できるため、スランプに陥っても立て直せます。

②の方法は、ジュニアや練習量が確保できる人におススメです。結局スイングはオーダーメイドなので、自分の可動域に合うスイングを作るのは連続して振るというのが効果的です。毎日300球ほど球を打てる環境であれば半年以内に300yを飛ばせるようになる方法でもあります。最近では首都圏でもサブスクのインドア練習場が増えてきていますから、うまく利用すれば十分可能なんです。

まぁ私としてはどちらかに決める必要はないと思っています。両方組み合わせれば良いからです。ただし、レッスンを受ける場合は、飛距離アップの方法を確立している人でないと意味が無いでしょう。それだけはそのレッスンプロと話したりレッスンを受ける必要があります。

私にはある程度のコネクションがありますので、もし飛距離アップレッスンを希望の際は下記問い合わせフォームよりお問合せください。

その際、

・お住まいの地域

・現状のスイング

・その他プロフィール

を記入していただけるとスムーズに進みますのでよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?