デザインの領域と得られる可能性 / RDT Vo.3

私は基本的にはデザイナーを名乗りつつも、なんでも屋さんみたいな感じで10年以上この職業をやっています。
長くデザインの業務をしていると様々な仕事を依頼されたりします。
なのでデザイン業務の幅はそこそこ広い方ではないでしょうか。

ということで今回は１回目なのでざっくりした内容の日記にしようかなと思いますが、タイトルを「デザインの領域」にしたので関連する話しになると思います。

「私デザインできるよ！」というとグラフィック、Webのデザインのことかな？となんとなく感じていましたが、世の中を見渡すとデザインの仕事ってたくさんあることを思い知ります。

一例ですが
グラフィックデザイン、DTPデザイン、エディトリアルデザイン、UI/UXデザイン、CGデザイン、ファッションデザイン、インテリアデザイン、ゲームデザイン、プロダクトデザイン、イラストレーターなど

「私は〇〇デザインをしているよ」となんでもかんでもデザインの前に言葉を付け足せば、ものすごい量のデザイン業務が誕生するのではないかという気もしますね。笑

私はインテリアデザイン出身ですが、設計図、各種図面、仕様書、パースなどを作るのが好きでした。何か決められた領域内に情報を配置するようなことが好きだったのでしょうね。

もっと専門でこうゆうことをしたいと思って調べてみたら、どうやらグラフィックデザイナーという職種があるらしい、しかもWebデザイナーもあると。おお、すごい。

デザインの仕事の種類ってたくさんあるんだと思いました。

面白いのが、何か一つのデザインの仕事をしていると、高確率で他の分野のデザインと交わることになると気づいたのです。（もっと言うと異なる職種など）

つまり、長くデザインの仕事をしている人程、多くのデザイン分野に関わり、多くの事を知る機会を得ているのだろうなと思いました。

ものすごく飛躍する例えを言うならば、怪しい石を売るプロジェクトがあるとします。

今風にやるなら、怪しい石が魅力的に見えるWebサイトを作ります。

石の種類を増やします。
この石は誰にも踏まれたことがない石、〇〇氏が使った石、ペンキが塗られている石、大きすぎる石（どうやって運ぶのくらいの）、汚い石（汚すぎて触れないなど）など豊富なバリエーションを考えてたくさん見せます。

もちろんUI / UXを配慮した設計にし、余力があるなら登録できるアプリまで作ります。（Webサイトに飛んだ瞬間にポップアップが大量に出てきて会員登録しないと先に進めないような害悪な作りにし、キャンセルボタンは小さくして他の部分を誤って押しやすくする設計などをあえてやるなど。笑　または勝手にルーレットが動き出して当たりです！アプリ登録すると無料で怪しい石を自宅へ郵送します。なので登録と個人情報登録をお願いします！など・・・）

Web上の広告を作ります。（余力があれば街頭看板、ビルの空き看板、電車広告、法律的 / 倫理的にアウトじゃない表現や、問題なさそうなところ全てに広告を設置、もしかしたらグレーになりそうなところもあるかもしれないですけど、それは怪しい石をそこまでして売りたいという情熱を活かして調査してください。）

SNSアカウントを作ります。（LINEビジネスアカウント、インスタグラム、X、YouTubeもかな？など）
毎月何回配信、毎週何回配信、何時に配信、配信スケジュール決め、毎月運用した結果を集計、打ち出しコピーやデザインの改良を一生続ける。

実店舗を作ります。（何処に作ると効果的かを考えます。どんな店構えにするかインテリアを考えます。看板は何処まで出せるか地域、建物周りを調査します。）

何人雇うか決めます。（バイト、正社員、どんな契約だと上手く回るのか考えます。ここで採用関連に関われる）

商品の価格、商品撮影、キャンペーンを考えます。（原価、定価を決めます。利益率を計算します。余力があれば代理店を作ってオフィシャル価格より安く打ち出す。撮影では誰か人を使うのか、そのまま撮影するのか。使用シーン、イメージ映像や静止画像も一緒に撮影するのかなど。）

キャンペーンはオープニングでやるのか、定期的にやるのか、季節に応じてやるのか、特別な条件を満たした人だけが楽しめる異彩を放つものをやるか。教祖的な人物を作り上げるのか。など
年記念の時にやるキャンペーンも関われます。
（戦略によってどんなイメージのデザイン、ビジュアルやブランドを感じさせたいのかなども）

なんとなく勢いで書きましたが、プロジェクトはデザイナーとして関われる分野がたくさんあるということが言いたかっただけです。

どれもデザインが必要なところが多く、順番に全部関われるときっと楽しいのではないでしょうか。

これで終わります。

この日記は決められた時間内で一気に思いつくままに書き終わらせるよう心がけています。そのため多少の誤字脱字や表現的に意味不明なところもあるかもしれませんが、軽い気持ちで気にせずお読みください。