国家戦略特区で提案し社会実装された案件~公益的な事業等における搭乗型移動支援ロボットの活用

 みなさん、こんにちは。

 東京都では、国家戦略特区を活用した様々な取組みを行っています。  

 今回は、都が特区で提案したことにより社会実装された案件について、ご紹介したいと思います!

  国家戦略特区制度の仕組みは、令和3年9月10日投稿「国家戦略特区の制度について」をご覧ください。

【公益的な事業等における搭乗型移動支援ロボットの活用】          

 都が第25回区域会議(平成31年4月)に新規の規制緩和として提案した結果、公益的な事業等における搭乗型移動支援ロボットが公道で活用できるようになりました。そのうちの1つとして、セコムの案件を取り上げたいと思います。

 令和3年6月から、「道路使用許可の取得」と「車両保安基準の緩和認定」を条件に公道走行が可能となった、パーソナルモビリティ「歩行領域EV(警備実証用モデル)」を、セコム株式会社が江東区青海において巡回警備で活用しています。

 実際の巡回警備の様子です。

統合

キャプチャ

※詳細はこちらをご参照ください。
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20210628.html

 今後も、東京都は国家戦略特区を積極的に活用して、世界で一番ビジネスのしやすい環境を整備することにより、世界から資金・人材・企業等を集める国際的ビジネス拠点を形成するとともに、起業・イノベーションを通じ、国際競争力のある新事業の創出を促進していきます。