05-押し流されて

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概要:

アメリカ在住の母親。息子について自分の直感を信じているが、感情に押し流される。
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私は母親です。私は自分の直感が正しいことを知っています。私は息子を理解しています。私は息子が、狡猾な嘘に騙され、周囲に囃されて薬を摂取したことを知っています。

これは純粋な悪です。私にはこれを止める力がありません。私はこの混乱に巻き込まれたただの一個人で、延々と続く拷問にかけられているように感じながら生きてます。

息子を失ったことは想像を絶する痛みです。元気で活力に溢れ、息子を取り戻すために闘うんだと思える日も多いです。この深い怒りに任せて行動したいのですが、すぐに恐怖に雁字搦めになります。

どんな行動を起こせばいいのか? 息子をさらに遠ざけてしまわないか? 息子を傷つけてしまわないか? 後悔して苦しむのではないか? こうした感情に苛まれ、私は時に自分の正気を確かめなければなりません。

母親として、私はいつも子どもたちを代弁できると思っていました。

あまりにも酷い間違いです。何か行動したいのですが、何をやっても無駄なように思えます。もう泣き寝入りするしかないと。これは間違った適応だと分かっています。私に心の平安はありません。

何千人もの母親たちが同じ混乱を体験しています。サポートグループで目にする苦しみは見るに耐えません。私たちには助けが必要です。私たちは無理やり自分の子どもを生贄に差し出されたようなものです。これは母親としての本質と相入れません。私たちは本能に従って闘いたい、ですが反対される力があまりにも強すぎて、私たちは自分自身の悲しみに押し流されてしまうのです。

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