巨大な世界樹の中に住むという 鳥の様にいつか暮らしたけど 恐れを抱き奥へと逃げた 隙間の無い闇へと 空は見えず名前も奪われ 手を握っていたんだ でもそれさえ解けて

世界樹

巨大な世界樹の中に住むという
鳥の様にいつか暮らしたけど
恐れを抱き奥へと逃げた
隙間の無い闇へと
空は見えず名前も奪われ
手を握っていたんだ
でもそれさえ解けて

やがて激しい変革の波が
全ての形を変えてゆく
歪みの中で聞いた破裂音
思念の泥流の渦
空高く数え切れぬ
あの羽根音鳴り響いた
消え行く記憶の中で

なぜ人は何時何時の日にも
魂の声を忘れて
欲望に身をやつしては
踏み外し落ちてくんだろう?
この手にも刻まれた罪を
あがなう術はあるのだろうか?

それでも何時かそこに帰りたいよ
大きなユグドラシル、君が待つ
言葉覚えて声に出来たら
気がついてくれるかな
また一緒に暮らせたらいいな
暮らせたならいいね
伸び行く枝の上で
伸び行く枝の様に、、、

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