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【楽曲感想文】ポルカドットスティングレイ「JO-DEKI」

こんばんは!
言いたいこと・書きたいことをそこそこ素直に書けてる僕は上出来!小栗義樹です!

本日は、最近聴いた音楽・好きな音楽を題材に感想文を書く楽曲感想文を投稿させて頂きます。

本日のテーマは
ポルカドットスティングレイ「JO-DEKI」
です。

以前、平成後期から令和にかけてトレンドになっているタッチの軽い音楽は苦手であると書いた事があるのですが、ポルカは個人的に別格です。

これを機にもう少しだけ深掘りしてみます。

ポルカドットスティングレイが別格理由は、
カッコイイから。様になってるから。
です。

結局のところ、表舞台に立ってるのをみたときに「カッコイイ」「かわいい」「すごい」みたいな感情に触れることが出来るのならば、少々曲のタッチが軽いなと感じても良いんだと思います。

誰かにとって憧れの対象になることが出来る華やかさこそが、音楽業界の華やかさなのだと思うのです。

ポルカはカッコイイし、曲に楽しさがある。

だから好き。

以上。

みたいな感じです。平成後期から令和にかけてのタッチ軽い音楽は、そのタッチの軽さからだんだんと普通の人でも歌えるようになり、自然と表舞台というか人前で演出に晒されるようになっていきました。ロックに魅せられ、華やかな90年代のJ-POPに浸ってきた僕からすれば、その状況には若干の違和感を覚えるわけです。

さて、そんなポルカドットスティングレイの新曲「JO-DEKI」ですが、フロント兼プロデューサー兼ギターボーカルの雫さんが初めて「自身の気持ちを吐露」したそうです。

今までのポルカの曲はペルソナを設定して、伝えたい人間にピンポイントで届く音楽を作るという方式を取っていたようですが、ここへきて私音楽を作ったみたいです。

商業バンドの鑑みたいなアーティストですよね。マーケティングで曲を作り、継続してヒットさせてるのだから、相当高い能力を持っているのだと思われます。

私音楽無しでバンドを続けるのはめちゃくちゃ難しいと思います。もしかしたら時代的にはそうじゃないのかもしれないですけど、やっぱり人は自分を見てほしいという欲求を必ずどこかで抱いてしまう生き物だと思うんです。

もしかしたらポルカドットスティングレイは、今までは創作やクリエイティブにおける恵まれた環境があったのかもしれません。でないと、気持ちを吐露しないでマーケティングだけで音楽を当て続けるなんて出来ないと思います。そういう環境を作る事にも長けていて、それが成功の大きな要因になっていた。でも、途中からそんな環境がうまくいかなくなって、いわゆる初めての憤りみたいなものが、この度の私音楽に繋がったのではないかというのが推察です。

ちなみにJO-DEKIは、チーム環境が悪化した後にもう一回4人で音楽をやるという気持ちで作った曲だそうです。当時の心境がYOUTUBEに投稿されたMVの概要欄に記されていました。

これ以上は野暮なので突っ込みませんが、シンプルに解散しなくて良かったと思っています。本当に、このバンドが出てきた時は嬉しかったし、今でも変わらずファンですから。

JO-DEKIは、今までのポルカドットスティングレイの曲の中で一番地に足がついた真っ直ぐな作品だなと思ったし、初めてテレキャスター・ストライプと同じくらいの衝撃を受けました。新たな一面が知れて、また可能性が広がって、ライブも新曲も、今からとても楽しみだなと思っています。

JO-DEKIはYOUTUBEで視聴が可能です。MVと合わせて楽しめるのがポルカの良いところだと思います。

ぜひ聴いてみてほしいです。

というわけで、本日はこの辺で失礼します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!



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