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【ニュース感想文】東京大、10万円値上げ正式決定 授業料、来年度入学から―20年ぶり改定

こんばんは!
最近の主な関心が値上げ・倒産・買収に偏っている男、小栗義樹です。

本日はニュース感想文を書かせて頂きます!個人的に気になったニュースを題材に感想文を書く試みです。そのニュースに興味を持っていただけたらいいなという気持ちで書いています。宜しくお願い致します!

本日の題材はコチラ

東京大、10万円値上げ正式決定 授業料、来年度入学から―20年ぶり改定です。

東京大学が本日、来年度の授業料を10万円値上げするとは発表したという記事になります。これにより東大の来年の授業料は、642,960円になるとのことです。なお、修士課程は29年度から増額となり、博士課程は現状据置きとのことです。

すごいですね。このタイミングで10万円の値上げですか。

使い道としては今後の教育に必要な設備や学習環境への投資とのことで、東大は「グローバルな競争が競争が激しさを増すなかで、学習環境の改善は待ったなしだ」と発言しているようです。

僕は基本的に値上げに賛成です。もちろんお店側が考えて、納得のいく値上げだなと思うものに限りですが、そうでもしないと生活が苦しくなるのは間違いありません。なんなら消費者側が、もう少し許容すべきだとさえ思っています。払ったお金が全てお店の人の懐に入っているみたいなマインド、もうそろそろやめないと笑われちゃうよねって感じです。

そんな「基本的には値上げに賛成な僕」ですが、今回の東大の授業料の値上げに関しては「ちょっとなぁ・・・」と思っています。

そもそも10万円の値上げの根拠が薄いですよね。5万円ではダメで、15万円でもダメな理由はどこにあるのでしょうか?

これだと、そもそも運営が苦しくなってきたので値上げしますという風に見えなくもないなって思うんです。もちろん色々な理由があるのでしょうし、それはこれから発表されるのかもしれませんけど、この段階でもう少し具体的なお金の使い道を聞きたかったなって思います。

〇〇という設備を導入するために〇〇〇〇万円かかるので、10万円値上げさせて頂きます。この設備を導入することで、〇〇の効果が上がると考えています・・・みたいなのがあると、納得感のある値上げになりますよね。教育機関ですから、10万円の根拠と証明は欲しいなって思います。

そもそも僕、税金はもっと教育環境・教育設備などに投資されるべきだと思っています。今の日本の教育方針、どう考えても現代向けではないなと思うんですよね。東京大学は、日本が誇る最高教育機関です。そこを出入りする学生は、いわば日本の未来そのもの。税金は未来のために使ってほしいなって思います。現職ももちろん大切ですけど、明確に未来が良くなる使い方を示してほしいなと思うんです。東大のこの値上げに関しては、それこそ明るい未来の投資ですと言えるチャンスだったのではないでしょうか?普段の税金の使い方を見直す、良いきっかけになりえたように思うんです。

所詮は1つのニュースのように感じますが、良い方針を見せるチャンスがあちこちに転がっていたように思えて、ちょっともったいないなぁという風に思いました。

でもまぁ、東大が10万円値上げしたとしても、普通に人は集まるでしょうから問題ないのでしょうね。うん、そういう見方も出来ますよね。日本で東大を出るってほぼ勝ちゲーですからね。10万円上がろうが、20万円上がろうが、そのブランドが崩れることはないでしょうから、応募人数に変化があるとは思えません。

東大の値上げの記事を読んでいると、今後、日本の大学は淘汰されていくののだなと思います。上のレベルの大学は値上げを進めていき、真ん中レベルの大学が下のレベルになり、現状下っぽい大学は消える。そんな感じになっていくのではないかと考えています。(僕が卒業した大学は、間違いなく消える側です(笑))

もう少し踏み込んだ話をすると、大学の代わりとなる新しい教育機関が本格的に台頭してくるのかもしれません。それこそ僕は、今の時代は専門学校やフリースクールの方が将来的に役立つのではないかと思っています。大学は今後、名誉や名刺としての役割が強くなり、そういう特殊な仕事に就く人が通う場所となっていき、一般的な職に就く人たちは大学以外の場所で専門的な勉強・実務を学ぶという形が一般的になるのかもしれません。

いずれにしても、自分が将来を生きるために「選ばないといけない時代」が来ているのは事実です。何をするのかを明確にして、そこに向かって突き進むという心持ちは、この先を生きるための必須項目になってくるでしょう。

今回の東大の値上げは、そんなマインドを持たなければいけないという時代の顕在化だと思います。意識して、この先を生きていこうと思いました。

というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!


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