#31 私の読書遍歴その1

友達から借りた本の影響で、ちゃんと自分の読書遍歴を振り返ってみようって思った。以前、noteでざっくりとした読書遍歴を書いたには書いたけどきちんと記憶を掘り起こしながら書いていきたいと思う。

①幼少期の読書
何度思い返しても、子供のころは読書が大っ嫌いだった。というよりも、文字を読むことが嫌いだった。だから勉強もしなかった。毎日公園で、ドロケイ、ドッヂボール、鬼ごっこ、フットベース、探検隊ごっこ、秘密基地作り等々・・・・とにかく外で遊んでた。家に帰ってきたらご飯食べてお風呂入ってすぐ寝るっていう割と活発な子供生活だったと思う。余談だけど1年中ビーチサンダルで過ごしたのがこの頃。

②小学生時代
中学年くらいになると少しずつ本を読むようになった。ただ、それは学校の宿題をやるためであって自ら進んで読んでいたわけじゃなった。この頃に読んでいたのは「ズッコケ三人組」「かいけつゾロリ」等々で小学生が読むであろう小説を読んでいた。あんまり読むことが好きじゃなったけど、ズッコケ三人組だけはすごいワクワクしながら読んでたのを覚えている。なんだかんだ自分と世代が近いキャラクターが登場人物だとしっかり物語の中に入り込んでいける。自分じゃ絶対に体験できないことを代わりに物語の中のキャラクターたちが体験してくれているような不思議な感覚だったからこそ、ズッコケ三人組はのめり込んで読んでたんだと思う。

③小学生高学年
ハリーポッターシリーズが翻訳されて、日本で出版されたのがこの頃だったと思う。祖母から「普段あまり本を読まないって聞いてるけど、面白いから読んでみて」と送られてきたのがハリーポッターと賢者の石。当時は正直全く面白くないし、読みにくいし、導入が長すぎるからすぐに飽きてしまった。子供が読むもので、プロローグが長い小説って相性が悪いと思う。そんなハリーポッターは読まなかったけれど、大流行したのがライトノベル。当時はティーンノベルとか言ってたのかな。「キノの旅」は結構多くの人が読んでたと思う。私も本当に夢中になって読んでいた。ズッコケ三人組と同じで、普通に過ごしてたら体験できない旅っていうのが小学生には突き刺さった。この頃から、ちょっとだけ読書するのって楽しいんだなぁ~~って思い始めた。

④中学生
中学生になると、私の読書は9割ライトノベルが占めるようになった。「キノの旅」から始まったライトノベルブームはしばらく続くことになる。ただ中学生ってこともあってお金もないからそんなに沢山は買えなかったけど、結構色々な種類を読んだ。私のオタク趣味に多大な影響を与えた「涼宮ハルヒシリーズ」を読み始めたのもこの頃。未だにふっとしたときに読み返すとやっぱり面白いから素晴らしい作品だと思う。高校生ってこんなに自由なんだ!ってちょっと間違った憧れなんかを持ったりしたのもこの頃。他であれば「灼眼のシャナ」を読んだのもこの頃だった。結局シャナは最後まで終えなかったけれども、設定が面白かった。「ゼロの使い魔」も読み始めた頃。ゼロの使い魔はラブコメ要素強めだけど、まあ良く練られたストーリーが面白くて面白くて。この後、私はSFが結構好きになるんだけどその礎になったのはゼロの使い魔だと思う。あと今では珍しくもなんともないけど、異世界転生系の走りだったとも思う。「フルメタル・パニック」も少しだけこの頃に読んでた。メカものって当時はあんまり興味がなかったんだけどグイグイと引き込ませる文章とシナリオは思春期真っ盛りの男の子にはドストライクでしたね。全体的にライトノベルは単巻では終わらないので、何か新しいものに手を出したりはしないで、読んでたシリーズの最新刊が出れば続きを買うって感じでした。この頃はどっちかっていうとまだ漫画の方が沢山読んでた頃です。

その2に続きます

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