7府県で順位アップ📣2023年都道府県別転入者数ランキング📣総務省発表最新!人口移動報告から全47都道府県の結果を振り返る📣
2024年1月末、総務省より住民基本台帳人口移動報告(速報)が公開されました。これは1年間の出生・死亡という自然人口増減を除いて、いわゆる引っ越し(転入・転出)という社会増減を集計したもので、高齢化社会にあって出生数より死亡数が多くなってしまうのは地域を問わず仕方ありませんが、社会増減は地方自治体の政策の良し悪しや発信力にも関わる部分であり、関連する公務員における仕事の成果のひとつとして検証しておくべき指標であるように思います。
今回は、最新の人口移動報告データから都道府県別にどれだけ他県から転入者を呼び込めたかにフォーカスし、ランキング化してみました。なお2年前にも同じ検証を行いましたので、そちらもご参照ください。
2023年都道府県別転入者数ランキング(🔼前年比順位アップ、🔻ダウン)
昨年に続き東京都が40万人以上の流入でトップ、8位の兵庫県までは順位が変わらずでした。昨年より順位を上げたのは京都府ほか7府県でした。順位を下げたのは茨城県ほか6県でした。残り34都道府県は順位が変わらなかったということで、それほど大きく上下の変動が生まれないのがこのランキングとすると、順位を上げた県は政策等が評価されてしかるべきで、下げたところはまだ向上できるポイントがあるのかもしれません。
今回は転入数に焦点を合わせましたが、転入数から転出数を引いたいわゆる社会増・転入超過数のランキングもご用意しますので、そちらもぜひご覧ください。※2年前のデータはこちらです
また、インスタグラムやYouTubeでは各都道府県における転入者数の多い市町村をお伝えしていますので、そちらもご参照ください。
広報戦略の立案のためのヒントに、に拙著「公務員のための新しい広報の教科書」「中小企業・個人事業主のための新しい広報の教科書」もご参考になれば幸いです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。