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7府県で順位アップ📣2023年都道府県別転入者数ランキング📣総務省発表最新!人口移動報告から全47都道府県の結果を振り返る📣

 2024年1月末、総務省より住民基本台帳人口移動報告(速報)が公開されました。これは1年間の出生・死亡という自然人口増減を除いて、いわゆる引っ越し(転入・転出)という社会増減を集計したもので、高齢化社会にあって出生数より死亡数が多くなってしまうのは地域を問わず仕方ありませんが、社会増減は地方自治体の政策の良し悪しや発信力にも関わる部分であり、関連する公務員における仕事の成果のひとつとして検証しておくべき指標であるように思います。

 今回は、最新の人口移動報告データから都道府県別にどれだけ他県から転入者を呼び込めたかにフォーカスし、ランキング化してみました。なお2年前にも同じ検証を行いましたので、そちらもご参照ください。

2023年都道府県別転入者数ランキング(🔼前年比順位アップ、🔻ダウン)

1位 東京都 454133
2位 神奈川県 236543
3位 埼玉県 189756
4位 大阪府 177874
5位 千葉県 161274
6位 愛知県 123979
7位 福岡県 105094
8位 兵庫県 92924
9位 京都府 59452 🔼
10位 静岡県 58742 🔼
11位 茨城県 58289 🔻
12位 北海道 53382
13位 宮城県 45915
14位 広島県 44660
15位 栃木県 37296
16位 群馬県 37100
17位 岐阜県 32505
18位 長野県 31372
19位 滋賀県 30684 🔼
20位 三重県 30432 🔻
21位 熊本県 30375
22位 岡山県 28918
23位 沖縄県 28847
24位 鹿児島県 27085
25位 奈良県 24515 🔼
26位 福島県 24226 🔻
27位 山口県 23185
28位 新潟県 22504
29位 長崎県 21853
30位 大分県 19604
31位 宮崎県 18843 🔼
32位 石川県 18515 🔻
33位 愛媛県 17727
34位 香川県 16283 🔼
35位 佐賀県 16261 🔼
36位 青森県 16236 🔻
37位 岩手県 16220 🔻
38位 山梨県 15277
39位 富山県 13854
40位 山形県 12670
41位 和歌山県 12051
42位 秋田県 10697
43位 島根県 10697
44位 福井県 9686
45位 徳島県 9418
46位 高知県 9204
47位 鳥取県 8482

 昨年に続き東京都が40万人以上の流入でトップ、8位の兵庫県までは順位が変わらずでした。昨年より順位を上げたのは京都府ほか7府県でした。順位を下げたのは茨城県ほか6県でした。残り34都道府県は順位が変わらなかったということで、それほど大きく上下の変動が生まれないのがこのランキングとすると、順位を上げた県は政策等が評価されてしかるべきで、下げたところはまだ向上できるポイントがあるのかもしれません。

 今回は転入数に焦点を合わせましたが、転入数から転出数を引いたいわゆる社会増・転入超過数のランキングもご用意しますので、そちらもぜひご覧ください。※2年前のデータはこちらです

また、インスタグラムやYouTubeでは各都道府県における転入者数の多い市町村をお伝えしていますので、そちらもご参照ください。

 広報戦略の立案のためのヒントに、に拙著「公務員のための新しい広報の教科書」「中小企業・個人事業主のための新しい広報の教科書」もご参考になれば幸いです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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公務員のための新しい広報の教科書著者は元テレビ局員&地方公務員|西垣内渉
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