北海道枝幸町のアキアジ(鮭)釣り

2024/09/05-07で枝幸町のショアからのアキアジ釣り初挑戦してきました。
数ある釣りの中でもかなり過酷な部類に入る釣りであり、色々思うところがあったので記事として残しておきます。

◾️筆者のスペック
東京都在住。
普段は東京湾や駿河湾で遊漁船からの沖釣りをメインでやってる人。
基本的にはルアーマン。

◾️今回の釣り場
北海道枝幸町。このあたり。

以下、思ったことをつらつらと。

◾️ショアからのアキアジ釣りとは一言で言うと
場所取り合戦です。

◾️何が過酷だったのか
「竿持った状態で釣れる時間帯に釣れる場所に立つ」ことがものすごくハードルが高い釣り。

まず初心者には
・どこで釣れてるのかわからない
・ポイントへの入り方がわからない
・道民の知り合いがいないと情報がまるでわからない

朝の日の出前3:30頃〜6:00頃が1番釣れる時間帯とのことですが、先輩いわく「0230釣り場着だと遅い、0200には着いているべきだ」とのことなので眠い目こすりながら有力ポイントである追茶呑返に着いたら既に満車。
次の有力ポイントである音標の左のサーフにようやく止められたって感じ。

しかも友人の車が駐車場でスタックして出れなくなったという…
音標サーフの砂の駐車場は罠です。あそこに二駆で入るとスタックします。
こういう情報は行かなきゃわからない。辛い。

「有力ポイントの駐車場に車を止める」だけでまぁまあ疲労。
上記を達成するために前日から場所取りに入って車中泊とかしなければならず。
東京湾で仕立船とかによく乗ってる身からすると、とてもとてもタイムパフォーマンスが悪いのです。
前日から場所取りで車中泊必須?なんだそれ。時間の無駄。生産性のまるでない行動を強いられるのは本当辛いです。

2023年は豊漁だったらしいのですが、去年の豊漁っぷりをアクセス数欲しさにポイント詳細付きでyoutubeに公開した釣り人がいたらしく。
その影響で2024年度は釣り人でごった返しており、人が沢山いるわりに肝心のシャケがあまりおらず、釣り場のプレッシャーが半端ないことになっているとのこと。※今回ガイドして頂いた先輩および道民談
問牧ってポイントなんですが。
隣の人と無言で肩がぶつかる状態で数十人ずらっと横並びって感じで非常にギスギスしていた。にもかかわらず誰も釣れなかったという。
なんなんですかねほんと。

釣ったシャケは美味しいらしいので、一緒に行った先輩から1匹お裾分け頂きました。

◾️まとめ
現地に詳しい道民ガイドに知り合いがいないなら、この釣りに手を出さないほうがいいです。
未経験者がポット出でやってみたところで釣れません。
まず竿を出せる状態にするのにだいぶ時間かかります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?