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韓国と日本

ここ1週間ほど、韓国大統領側近の娘の大学不正入学疑惑についてワイドショーが毎日報道している。
政治家の不正や汚職は世界中にはびこっているのに、なぜここまで韓国に関して敏感に報道するのか。
また、日韓関係は戦後最悪だと書かれているネットニュースもよく目にする。
一度は一緒にW杯を開催した韓国と日本が、なぜ今こんなにも関係をこじらせているのか。
私たちが問題解決のためにできることは何か。考えてみた。

目次
1. 嫌韓ワイドショーに煽られる父
2. 日韓関係のもつれザックリ解説
3. 韓国人の友達、私の元から去る
4. どうしたら反日嫌韓ループを止められる?

嫌韓ワイドショーに煽られる父

私の父は大の韓国嫌いだ。
嫌いならば見なければいいのに、わざわざ韓国特集をしている報道番組にチャンネルを合わせる。
そして、出演者が韓国を嘲るようなコメントをしているのを、満足気に聞いている。
行ったこともない韓国を、ワイドショーを見て知ったつもりになって、敵対心を燃やしている。
そんな父を見ていて、すごく虚しい気持ちになるのは、ゆとり世代に育った私は、高度成長期を担った世代より、競争意識が低いからなのか。
平和ボケしているから、日韓が仲良くなれる道を探ろうとするのか。

日韓関係のもつれ、ザックリ解説

①第二次世界対戦時代の「徴用工問題」や「慰安婦問題」を蒸し返す韓国に、日本いらだつ。

②日本、ホワイト国除外で韓国に反撃。
※ホワイト国=貿易優遇国

③韓国、怒って日韓軍事情報包括保護協定破棄の通告。
※主に、”北朝鮮や中国の軍事情報、知っててもあげないよ!”という意味

ポイント1: 韓国では大規模な反日デモや日本製品不買運動が起こっている。
ポイント2: お互いが自国の正当性を主張し、どちらも引けなくなっている。
ポイント3: 隣国を敵国と見立てることで、国内の統一を図ろうとしている。

韓国人の友達、私の元から去る

私には韓国人の友達がいた。ヒョンジュンという子だ。

アメリカに留学中、2012年から1年間、同じ寮で過ごした中だ。よく一緒に遊んだ。
当時一度だけ、

“私のことを友達としては好きだけど、日本のことは許せない。”

と、言われたことがある。
日韓関係には敏感な女の子だった。

再会は2015年の夏。当時も韓国では反日運動が盛んだったが、共通の友人(アメリカ人)と韓国を訪れた私は、久しぶりにヒョンジュンに会えるのを楽しみにしていた。
しかし昔と異なり、彼女の私に対する態度がそっけない。ヒョンジュンは、私のことを無視してアメリカ人の友人とばかりと話した。
彼女は、韓国で様々な日本の悪いニュースを目にしていたのだろう。
そのせいで、日本人の私を受け入れられなくなったのだろうと思った。

日韓関係のこじれのせいで、友情にまで亀裂が入った。
個人的にショッキングな出来事だった。

一方で、今年、ワーキングホリデーで日本に来ている韓国人青年と知り合った。
彼は、政治と自分の趣向は、切り離して考えていた。そして、

“日本政府が何をしようと日本が好きだ。”

と、流暢な日本語で言った。

そのとき私は、韓国人の日本に対する感情も、人それぞれなのだと実感した。

どうしたら反日嫌韓ループを止められる?

私の父に韓国人の親切な友達ができたら、父は韓国を好きになるのだろうか。

大勢の日本人が韓国の反日デモ隊の中につっこんで、フリーハグをしたら、韓国の人は少しは気持ちが和らぐのだろうか。

それとも、アメリカに仲直りをさせてもらわないとだめなのか。

日本には日本の言い分があり、韓国には韓国の言い分がある。

下手に妥協をすると支持率に影響するため、政府同士は簡単に歩み寄れない。

しかし、少なくとも、双方のマスコミは公平な目線を失わないでほしい。偏った報道を控えてほしい。
マスコミは、受け手がほしいニュースを届けると儲かる。
この原理が、近隣国の揚げ足をとるような報道を加速させる。
しかし、双方のメディアが、お互いの国民を煽るような報道を続けていては、ますます収拾がつかなくなるだろう
私の父のように、訳もわからず隣国を憎むような人を増やしてしまう。

ニュースの受け手である私たちは、どんなに苛立つような内容でも、一呼吸おいて、

誰が/誰を対象に/どこからの情報を元に/どんな意図で作ったニュースか
都合の良い情報ばかりが切り取られて報道されていないか

を考えると、報道をもっと前向きに捉えることができるかもしれない。

それでも、

日本で私たちがいくら公正になろうとしても、韓国人はお構いなく日本の悪口を言ってくるじゃないか!

と思う人もいるだろう。

そもそも、韓国でも行き過ぎた反日運動を牽制する動きはある。
そして何より、悪口を言い返すのは愚かだ
耐えるという表現は適切ではないかもしれないが、こちらまで感情的になっては拉致があかない。
夫婦関係も一緒だろう。どちらも感情的になれば、離婚まっしぐらだ。
関係を保つためには、どちらかが折れるというより、大人にならなければいけないのだ。

他の国で、同じトピックがどのように報道されているかを知るのも、おもしろい。
最近の日韓関係は、世界的な報道機関であるBBCニュースやCNNニュースでも取り上げられている。
内容は、日本と韓国どちらかに加担するというより、

なぜ仲良くできないの?
北朝鮮などの脅威を考えるとケンカしてる場合じゃないのに...

といったような雰囲気だ。

韓国と日本は本気でムカついて、喧嘩しているのに、海外の国々からすると、

何やってんの仲良くしなさいよ。
私たちまで迷惑こうむるの、ごめんだからね 。

と冷めた目で見られているのだとしたら、最近の日韓のやり合いは子供染みているようで、少し恥ずかしい。

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〈経歴〉 1. 大手旅行会社 2. 青年海外協力隊(グアテマラ) 3. イギリスの学生(国際関係論修士) 国内海外四方八方で暮らし、働いた経験をもとに、 カルチャー、ライフスタイル、国際問題についてなど、幅広く書きます。
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