古今東西人物列伝

古今東西人物列伝

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マルクス

カール・マルクス(Karl.Heinrich.Marx/1818~1883)

個人的な評伝:マルクスは、悪筆だった。

著書
資本論:資本主義経済の本質について書かれた書。ヘーゲルの弁証法を批判的に継承したうえで、資本の運動諸法則等を明らかにした。序論は、商品価値の詳述から始まっている。使用価値、貨幣、金(きん=Gold)、剰余価値、などと続く。全体として、資本主義経済の、生産、矛盾、相克、発展、について述べている。

兵器のような非人道的なものでさえ、需要が見込めるならば、それは商品価値があるゆえに生産される可能性がある。 ~『資本論』による~

『資本論』の中で、〈共産主義〉について言及されているのは、わずかな部分にすぎない。

自由国(Freedom)、あるいは、自由王国(Free Kingdom)の出現によって、人はようやく労働から解放され、多くの時間を、思索にふけることに充てることができるようになるだろう。 ~『資本論』による~

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マキャヴェリ

ニコロ・マキャヴェリ(Niccolo.Machiavelli/1469~1527)

個人的な評伝:冷酷な合理主義者という評判が立ったことから、当時、反駁論、批判論が相次いで上梓された。しかしながら、のちに彼(マキャベリ)の名誉は回復されているのである。

著書
君主論:君主制のみならず、君主としてのありようをも網羅した書。統治篇、征服篇、力量篇、軍備篇、気質篇、の五篇からなる。世襲制による統治、征服による新王国の創建、運・不運によらない君主の力量、軍備による力量の強大化、道徳と国民の安全や幸福を相殺できる気質、などが述べられている。合理性が道徳性に優る場合もあるということを踏まえた上で、世襲制王国の統治システムや君主の適性について書かれた書である。

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クラウゼヴィッツ

カール・フォン=クラウゼヴィッツ(Karl.Von.Clausewitz/1780~1831)

個人的な評伝;クラウゼヴィッツ、初陣は、12歳の時だった。のちにドイツ・プロイセンの陸軍大学校校長。

戦争論:戦争、殊に、敵を撃砕することに要点を置いた、“軍事理論の書”である。戦争、戦闘、兵站、攻撃と防御、などからなり、特に、防御に徹していては、敵戦隊(Corporation of the Enemy)を打倒することはおぼつかない、などと述べている。また、国家間の武力による衝突(戦争)は、政治上の駆け引きや、外交努力や、情報戦、などによって回避可能である、とも述べている。明快な“戦争の教科書”である。

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司馬穰苴

司馬穰苴(嬀穰苴(田穰苴)/生没年不詳)

兵法書『司馬法』の著者。斉の将軍。

仕えた国…斉

仕えた君主…景公

推挙した人物…晏嬰

姓は嬀、氏は田、諱は穰苴。田完の後裔。軍政長官である大司馬であったため、司馬姓を名乗った。当時の斉では、外国(陳)からの亡命貴族で新興勢力の田氏が台頭しており、このことを旧来の貴族は快く思っていなかった。また、近隣の大国である晋や燕と領土争いを展開しており、当時の斉は内憂外患のただ中にあった、と言えた。そうした中にあって、斉の宰相であった晏嬰が、その軍事的才能を高く評価して推挙したのが、司馬穰苴であった。

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