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空中トイレ

18世紀の終わりに描かれた「御天守方御間内之図[おてんしゅかたおんまないのず]」には、熊本城の天守に石垣から飛び出すように2つの雪隠(せっちん)が描かれていたようですね。

ただし、天守は実用目的で作られていませんでしたから、この2つの「トイレ」からの汚物の行方については深く考えなくてもいいようですがね(笑)。

1960(昭和35)年に天守閣が再建された際、東側の1か所だけが復元されたのですが、今回の復旧工事では、絵図に忠実に2室とも再現するとのこと。

それにしても「空中トイレ」を考えるなんて、加藤清正って人はずいぶん「飛んでる人」だったんですね。

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