アンチが養分になるメカニズムを考える
ツイッターでインフルエンサーの人を見てると、いわゆる「アンチ」が湧いてますよね。
逆にアンチが湧くことがインフルエンサーへのはじめの一歩って感じです。
で、よくインフルエンサーの人はアンチのことを「養分」って言ったりしてますね。イケハヤさんとか。
養分っていうのは、読んで字のごとく栄養のことですね。ここで言う栄養とは、「お金」「影響力」ってのを指していると思います。
では、「アンチが湧くと養分になる」とは、どういうことなのか?
ちょっと考えてみます。
まず一般的なアンチの特徴は以下かと思います。
・インフルエンサーを個人攻撃する
・粘着性が高い
・少なからず「怒り」が原動力になっている
上記は言い換えると、インフルエンサーがアウトプットしたコンテンツに対して、「時間と労力をかけたいとて批判したい」と思わせることができているということです。
つまり、世に出したコンテンツが、一部の人の感情を大きく波立てるほど、刺さったということです。
アンチが全体の中で常に一定の割合で存在するとするならば、アンチの数が多ければ多いほど、コンテンツが刺さった潜在的な人数は多いと予測されます。
インフルエンサーは自分の言動が多くの人に刺されば、刺さるほど、価値があります。すなわち、「アンチの数」はコンテンツの刺さり具合を見える化した指標になるのです。
結論をまとめます。
「アンチが湧くと養分になる」 = 「アンチの数が多ければ多いほど、コンテンツが多くの人に刺さった可能性が高まる」
ということですね。
ただ、アンチは本当にどうしようもない輩が多く、コンテンツに全く関係のない人物、容姿、家族への批判などをするので、願わくば湧かないことを祈っています。
あらゆる場面において、「適切な批判」はあった方がいいですが、感情的になるのは良くないです。
でもインフルエンサーは人の心を良くも悪くも波立たせて、なんぼ、みたいなところがあるので、結局はアンチは湧き続けるんですかねえ。
多分こういうことを続けてるうちに、「本当に有益な情報」はアンチがたかるような無料の場所では公開されず、有料のクローズドな場所でのみ公開されて、情報格差が広がっていくのかなと。
で、今の世の中は、「持っている情報の質」と「持っている富の量」が強い相関関係にあるので、経済格差も比例して広がっていくと予測されます。
すなわち、アンチは自分で自分の首を絞めています。
好きなものは見る。嫌いなものは見ない。
こういうスタンスが、みんなしあわせな気がするので、ぼくはそうしようと思います。