
高校生向けサービス開発ワークショップを行いました
概要
高校生を対象としたサービス開発体験ワークショップを実施しました。このワークショップは2週にわたる土日の4日間で行われ、そのうち3日間を私がファシリテーターとして担当しました。
主催は福岡県未来ITイニシアティブ事務局(福岡県商工部新産業振興課IT産業班)
https://www.digitalfukuoka.jp/topics/270?locale=ja
参加者の属性
福岡県内の高等学校・高等専門学校
ITやWebデザイン、サービス開発に興味がある学生
プログラミン経験者も数人
参加人数:14人(1〜3年生)
スケジュールとカリキュラム
全4日間の内、初日がオリエンテーション、残り3日間が私担当のワークショップでした。 詳しくは 公式ページを御覧ください。
ワークショップの特徴
大学生や新卒エンジニア新人研修と同レベルの内容を提供
テーマ:、「未来の社会をより良くするサービスを作る」
高校生とは思えない、社会人顔負けのアウトプットを達成
ワークショップの流れ 3日間
私が担当した3日間の流れです。
1日目 13-16時 3h
くじ引きによるグループ分けとチームビルディング
アイディア出し
2日目 10-16時 5h
共感マップの作成
ペルソナ作成
インプロビゼーション(即興)演習
ペーパープロトタイピング
ユーザーテスト 全3回


3日目 10-16時 5h
Figmaを使用したデジタルプロトタイピング
プレゼンテーション用スライドの作成
ユーザーテスト 全3回
最終プレゼンテーション



参加者の反応
参加した高校生からは、 「とても楽しい2週間だった」、 「講師の方々もいい人ばかりで気軽に質問が出来た。将来の進路の視野が広がるいい体験になった。今後もこのようなワークショップがあったら参加したい」、 「他校の生徒とも交流できて楽しかった。他の(IT関連以外の)活動にも応用できそうな技術を身につけられて非常に良かった。」 等の声が寄せられました。
https://www.digitalfukuoka.jp/topics/277?locale=ja
アンケート回答結果から抜粋
福岡県未来ITイニシアティブさまからアンケート回答結果を一部抜粋



懇親会からの聴けた一言
「一瞬だった」
「時間は10-22時でもいい。なんなら2日間泊まり込みでもいい!」
「めっちゃ楽しかったです、もっと作りたかった!」
やってみての感想・所感

高校生を対象としたにもかかわらず、参加者は予想を上回る熱意と能力を示してくれました。 社会人レベルのアウトプットを生み出し、短期間で集中的に行われたワークショップにも関わらず、更に没頭したいと延長を望む声も聞かれました。
今回の体験は、若い世代がポテンシャルを秘めていること、 また適切な環境、ファシリテーターによる「失敗しても良い場のデザイン」があれば、高校生でも高いアウトプットを出してくれることを示してくれました。
今後の展望
参加者からの熱心な反応を考慮すると、今後はより長期的なプログラムや、より深く掘り下げたコンテンツの提供を検討する価値があるかもしれません。 また、このようなワークショップを定期的に開催し、より多くの高校生にサービス開発の機会を提供することも検討すべきことだと感じてます。
福岡県内の高校生や学生向けにデザイン系ワークショップを開催してきたいと思っています。
うちでも開催したい!という教育機関の方がいましたらDMください。