世界から剥がれて　キミは手を動かす
すべてからひとつだけ選んでいる

キミとボクの時間は　違う速さで進む
僕の永遠を　大きな翼で一瞬で飛び越える

ガール　キミの好きな王国にして
召使いでボクを置いてよ

悲しみの無い世界なんて
味気ないよ　それを許して

約束なんてすぐ　忘れてしまうでしょう？
また新しい約束しようよ

ボクらが見た奇跡は　手品師の嘘では無く
キミの魔法さ　誰も気づかない
誰にも言わない

ガール　すべて本当ですべてが嘘
キミが選べば　それが正しい

美しさや醜さだって
ひとつひとつキミが描いて

編んだレイは　シロツメクサで
花言葉は知らなかったなぁ
朝が来て　しおれちゃっても
大事そうに

ガール　キミの好きに踊っていて
それに合わせ　人々は踊る

争いのない時間だって
ここにあるって　信じてみて

キミの好きな王国にして
ボクが消えても　笑顔に戻れるよ

悲しみの無い世界なんて
味気ないよ　それを愛して









9月くらいに、

「キミの好きな王国にして　召使いでボクを置いてよ」

というメロディと詩が同時に浮かんで
ざっくりと全体をなんとなく作ってみたら
大きなテーマの曲になる予感がしたので
じっくり作っていきました。

終わりのような世の中とその先の始まりのような希望。

何回か全体をメモ的に録音していたものの中から
一番感動したのを皆様に。
未完成ですが楽しめるかと。

何曲か同時に制作していたので
時間はかかったけど一応これで完成。
バンドアレンジはこれからです。
楽しみ。

この曲はまだですが、他の曲はメンバーとデータのやりとりをしてライブで新曲が出来るようにデモを制作しています。

ご期待くださいませ。


それでは皆様良いお年を。



　　　　　　　　　　　　　シュリスペイロフ宮本英一