たれぱんだのシャープペンシルの話

それと何度も読み直してるnoteの話。

夏が始まる頃にバズった、ぺんてる社員さんの#忘れられない一本第3弾の山田さんのnoteを読みながら、自分のサイドノック式シャープペンシルの思い出していました。
夏が始まる頃にバズったって、もう年の瀬なんだが?????って自分でも思いますが。
占いで今年中にやりたいことはやっておいた方がいいってあったので書きます。

数年前から私は終活に向けて少しずつ片付けをしていて、その過程で段ボール内の地層から中学生から大学生まで使っていたサイドノック式シャープペンシル2本が発掘されました。
私はそのシャープペンシルをそのままゴミ箱に入れるのは迷って、テレビ前のペン立てに差しました。
発掘した2本のシャープペンシルのプリントはすべてはげていて、無地のライトブルーの本体、無地のネイビーブルーの本体、銀のキャップに0.3ミリの黒い文字、サイドノックがクリアー素材の、シンプルなシャープペンシルにしか見えませんが、私はライトブルーにはたれぱんだが転がっていて、ネイビーブルーにはたれぱんだの顔が並んでいて、サンエックスのロゴが小さく入ってたことをはっきり覚えていたからです。
発掘してからしばらく、それらのシャープペンシルはペン立てに並んでいましたが、結局再度手に取ることはなく、6月ぐらいにお別れしました。

そして、7月にぺんてるの山田さんのnoteを読んで、お別れしたことを後悔しました。

そもそもぺんてるがサイドノック式シャープペンシルを販売していたのを知らなかったので、山田さんが復活を切望しているドットイーティントもピアニッシモも知らなかったのですが、サイドノック式シャープペンシルは知ってる!!
と、テレビ前のペン立てを見ましたがすでにその姿はなく、キャラクターグッズであること以外どこのメーカーが作っているのかすら不明となりました。
(調べたのですが、サンエックスはキャラクターグッズ以外でも0.3ミリサイドノック式シャープペンシルを製造販売していたそうなので、サンエックスだと思います。)

ぺんてるといえばハイブリッドミルキー世代に当たるうえミルキーもメタッリックも全色持っていたし、ボールペンはすべてハイブリッドだし、初めて使ったハイブリッドが書きやすすぎて父にすすめたら父の勤め先で配布ボールペンがすべてハイブリッドに切り替わったりしたのですが、基本的にボールペン筆記だった私にはシャープペンシルは先の2本しか必要なかったのです。

そして、私も山田さんと同じく、文章を書く人間でした。
オリジナルではないので、雑誌やコミックスを横に並べて好きなキャラクターがなぜこのシーンでこの行動をとったのか、棒人間(絵が壊滅的に下手です)が棒人間に向けた台詞を矢印で書いて悩んでみたり、時系列を並べてみたり、書かれていないこんな出来事があったんじゃないかと妄想してみたり。
ルーズリーフ何十枚消費したのかは覚えてません。
全部、たれぱんだのシャープペンシルとともにありました。
ただ受験は筆圧が弱かったのでBと2Bの鉛筆で乗り切りました。


そういったことを山田さんのnoteを読んで思い出して、ペン立てにすでにないことを少し後悔しました。
まあでも数年ペン立てに差していて出番がなかったというのはもうお別れの時期だったのだとは思います。

その後は記事に反応した方々の多くがそうだったように、私もPCですべての文章をまかなうようになり、今もこのnoteをPCで書いていますが、ペン立てにもう一度、お気に入りのシャープペンシルを探して差しておくのもいいんじゃないかと思っています。

とりあえず、何年か後の死出の旅路にももしかしたら持って行くことになるかもしれないから軽くて細いやつ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?