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イギリス「FTAなし」も準備(2020年5月27日日経朝刊より)

コロナ禍で忘れていたものの、とてもとても大事なイギリスのEU離脱交渉です。

イギリスの「EUルールには従わないが関税はなし」という提案がなかなか認められない中、交渉期間を延長することを拒否し決裂することも視野にいれた強硬姿勢。

関税がかかれば当然コストがあがり、企業、市民の負担は増える。
そのため国内でも現状の貿易関係を維持すべきという世論が強い中、ジャイアン的なスタンスのジョンソンさんがどこまで貫きとおすかが気になります。

その他の注目記事:

★国内 日立「ジョブ型」雇用へ転換

メンバーシップ型:個々の従業員の業務を細かく定めず、幅広い職種を体験させる。専門性が低く、人材流動性も低い
ジョブ型:職務を明確にする。専門性が高い。流動性も高い

コロナ禍でさんざん言われていることですが、個々の成果が見えない「出勤」をとりあえず続けていた習慣がリモートワークによって持続できなくなりました。
貢献度で測られる本来のあるべき評価になった結果、あおりを受けるのは努力をせずに仕事しているフリをしていた方々なのでしょうな。。。

★ネット証券 世界で急拡大

相場の底打ちを狙って投資したい人の増加と、対面での取引を避ける傾向が相まってアメリカで従前の2倍、イギリスでは3倍程度まで口座開設数が伸びているよう。
一般投資家の増加がコロナ明けの相場回復につながることを願います。

★アメリカ マイナス金利導入観測

5月21日の記事でも触れているとおりキャリートレードが成立しなくなったり、特に外債への投資メリットが薄れるため円高傾向になる。

円高=輸入に有利 円安=輸出に有利

で、内需型の日本としては円高もそこまでイタくないと思うのですが、クルマ関係の方々を中心に日本は円安を避ける傾向にあります。
内需型という論拠としては昨日の記事、個人的にも改めて意外に思ったところですが日本はGDP比輸出割合が10%台なので。。。

コロナをきっかけに国単位で完結し、1980年頃の世界に戻るといわれているのがなんだか悲しい。ぜひ、世界で手を取り合い協力していきたい!!
という小学生の作文みたいな一言でシメさせていただきます。。。

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