ガラヴェル

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最近の記事

18年間の夜の習慣の終わり。ドラえもん制覇ならず。

時々面倒だと思っていたことも、いざ終わるとなんかちょっと物足りない、寂しい気がする、というのはこれまでも経験してきた。 学生時代の部活とか、バイトとか。 娘が大学生になり、およそ18年間続いた夜寝る前の習慣が今年、ついに終了。 それは、本の読み聞かせ。 娘が9ヶ月ぐらいの時から、夜寝る前に絵本を読む、というのをやってきた。 彼女の弟が生まれてからは、弟には授乳しながら横に転がっている娘には絵本を読む。そのまま全員寝落ち。 娘が6歳になって通いはじめた日本語補習校には

    • 20年ぶりの日本国目線での観戦_私のワールドカップ観戦史

      ひさしぶりにnote をあけてます。 ワールドカップにはそういう特別な力があるようです 今回のカタールワールドカップ、特に日本戦、めっちゃ楽しめました。 それもこれも、AbemaとVPNのおかげ。 私は日韓ワールドカップが開催された2002年、その少し後に日本を出てます。 なので、本当に日本国目線(日本人目線ではない)でワールドカップを見れたのは、今年、20年ぶりです。 にわか歴20数年のにわかサッカーファン(たぶん一生生粋のにわかファン)なので、ワールドカップは大

      • おえかき を ならう

        昨年までやっていた陶芸を一旦中止して、今年からは絵を習うことにした。 絵なんて別に、紙とえんぴつ+絵の具ぐらいあれば、自分の家でいつでもできるだろうと思うかもしれない。私も実際そう思っていた。 近くの街の Ecole des Arts (まぁ、芸術のがっこう)に登録して最初の何回かはお試しで無料なので行ってみて、「こりゃわざわざ行く必要ないわい、自分で勝手におえかきしよう」と思えばやめればいいし、と数回でかけてみた。 で、結局続けることに決めて本登録した。 まずは建物

        • まんが祭り

          若い頃はかなりの漫画好きだったのに、フランスに来てからめっきり漫画との接触が減った。 今はキンドルがあるけど、私が来た頃はもちろん、その面影すらなかった。(インターネットがダイヤル接続の時代です) たまの帰国の時に、ブックオフでフランスに持ち込む本を吟味するんだけど、どうしても小説になってしまう。 小説のほうが、1冊あたりの楽しめる時間が長いから。 同じ1冊100円でも、小説は漫画の10倍の時間は楽しめるし、値段もさることながら、海外に持参するので、本は重さがキツイ。

        18年間の夜の習慣の終わり。ドラえもん制覇ならず。

          コルドニエの継承問題

          コルドニエ、というのは靴の修理屋のこと。 私は靴みがきが好きだが、靴が修理されるのを見るのも好きだ。 で、このコルドニエは靴だけでなく、革製品も修理する。日本のミスターなんとかと同じような感じでしょうか。 先日、17歳ぐらい年上の日本人女性の家でお茶をもらって話していたら、「あら、その赤いバックいいわね」といわれた。 5年ぐらい前にパリの革製品をその場でカスタマイズしてくれる職人さんの店で買ったお気に入り。 「でも、穴が空いちゃって、チャックの縫い付け部分もほどけて

          コルドニエの継承問題

          家族最ミニ人間になる

          前々からロックオンされていたので、覚悟はしていたが。 ついに、息子(我が家の一番下の子)に身長で抜かれてしまった。 ガ~~ン!とか言ってみたら。 「ふふ、プチママン♥」とか言われ、頭ナデナデされた! まだ0.1センチぐらいしか変わらないんだけど! プチは「小さい」のほかに「かわいい」の意味もあって、ここではかわいい、キューティママ の意味のはずです。 なんか、もう、抱っこはできないんだな(もうとうの昔から抱っこはできてないけど) 一番小さい子の子供時代の最後の頃に

          家族最ミニ人間になる

          マジシャンは大変かもしれないけど

          フランスは中学最終学年(4年目)で企業での研修がある。 本格的な職業訓練のようなものではなく、「仕事とはなにか」「自分の興味とはなにか」といったところを見つめ直すため、主にそれをテーマにしたレポートを最終的に提出させるためのもののようだ。 そうはいっても、昔から「将来なにになりたいの?」なんてマミー(ばーちゃん)あたりから無神経に聞かれてきた娘(14)にとっては、「やっば、なんも決めてないけど、もうなんかマジそんなの考えなきゃいけないの?」というような焦りがあるよう。

          マジシャンは大変かもしれないけど

          ヴィヴィアンが染み込んだ家

          最近Kindleで無料で読めた本のうちの1つに、カリスマ主婦の時短家事!というような内容のものがあった。 何人かのネットなどで有名らしい主婦の人の生活ぶりを写真付きでいろいろ紹介しているもの。 どの方の家も、ショールーム並に片付いていてきれいで、「忙しい日々の生活でどうやってその状態を維持しているか」というもの。 維持や時短家事の方法はともかく、素晴らしくきれいなお家の写真ばかりなのに、どうも惹かれない自分に気づいた。無印+イケア+α という感じのインテリア。 きれいで

          ヴィヴィアンが染み込んだ家

          流れ星は見ずとも外で寝る、放電の会

          毎年ペルセウス座流星群の季節になると、星を見る会を開く。 庭にワンタッチオープンタイプの蚊帳を出して、そこに膨らますタイプのマットレスを入れ、子どもたちは寝袋、大人はそこに布団を持ち込んで、星を見ながら、寝る。 真夏なので時期的にとても気持ちいい。 たいてい、子どもたちの友だちも何人か呼ぶので、蚊帳は2つ。来年はもう1つ買おうかと話している。 我が家は幸い周囲に強い明かりがないので、天気がよければかなり星が見える。 今年は新月も重なったので、昨晩はとても良く見えた。

          流れ星は見ずとも外で寝る、放電の会

          パトロンの休日

          夏休み始まって2週目、子どもたちはパピーマミー(フランス語でじーじばーば)の家に連泊中。 ワールドカップが終わったらさっさと切り替え、「ツール・ド・フランス」見に行くから孫よこせ、とマミーから通達があり、連れて行かれた。 もともとそんなにせっせと世話していないので、子供いなくて楽、という感覚はもうあまりない。 彼らがもっと小さかった頃はもう少しまともにお世話係として関わっていたけれど、今は二人とも中学生。現在は生活の場と衣食を提供するパトロンに近いと思う。 私は子ども

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          同じアホなら……

          フランスの優勝で幕を閉じたワールドカップ。 フランスで、フランス人家族らと10人ぐらいでテレビ観戦していたが、4-2になった時点で、クロアチアなら4-3ぐらいまでは持ってきてくれるんじゃないかと、思いきり期待していた。 インチキ女神はやはり裏切り者 なのだ。 6割くらいの気持ちはクロアチアと共にあった、うん。ごめん。 もしかしたら日本でもニュース映像など流れたかもしれないが、パリをはじめ大都市では老いも若きも集まって大騒ぎだった。 ニュース番組では明日(月曜日)ちゃん

          同じアホなら……

          インチキ女神、観戦の本音

          テレビをつけても、ラジオを聞いても、どうしてもサッカーの話題にひっかかる。 我が家の屋根裏のクモの巣のように、決して避けて通れないくらいその話題で溢れている。 サッカーワールドカップ決勝 フランス対クロアチア の試合が日曜日に迫っている。 20年ぶりの優勝がかかっているフランスに住んでいるんだから、まぁ仕方がないんだろう。 20年前はまだ、フランスには来ていなかったので、私は1998年の優勝当時のフランスは知らない。 今回は最初から期待が持てる代表だったからなのだろうか

          インチキ女神、観戦の本音

          そのままの君で

          7月9日に書いた、夏のヌルいルーティン計画、2日目。 なんとか、思っていた形のものを実行できた。 エクササイズDVDを見て、子らと3人で15分ぐらい運動もこなした。 そんな日の昼ごはん。 夏の鉄板手抜きメニュー(その1)のチャーハンを食べていたムスコ。 「休みになるとママ絶対チャーハン作るよねー、いきなりきたねー」 とほざく。 そして最近ほんとによく食べる。 「おかわり~♪4杯目~♪」 と自分でせっせとよそっているので、 「きみ、ちょっと食べ過ぎじゃないかい

          そのままの君で