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今のWebライターはそうとうにヤバい? インフルエンサーと囲い込みの時代の生き残り方。

2016年はWebメディアが、かなり変わっていくと予想。

2016年はWebライターにとって、そうとうにヤバい年になりそうだ。Webメディアが求める記事は「量」から「質」に変化していて、たくさんの記事ではなく、読者にエンゲージメントされる記事だけを厳選しようとしている。キーワードは「インフルエンサー」と「囲い込み」。今までTwitterをやってこなかったWebライターや、ネットで調べて原稿を書いていただけというWebライターは窮地に立たされる。

インフルエンサーの時代になっていく。

インフルエンサーとは、「他者や一般社会に大きな影響力を及ぼす人や事物」のことをいう(詳しくは検索していただきたい)。今、「SNSでバズらせたいなら知っておきたい!インフルエンサー・マーケティングとは 」など、インフルエンサーが注目されている。大手コンテンツメーカーであるサムライト株式会社は「インフルエンサーを活用したコンテンツ制作」を発表した。

具体的な例を挙げると、2015年6月にスタートした、JKが発信するJKのためのWebマガジン『エマリー』の編集長は人気モデルの藤田ニコル。藤田ニコル(Twitterのフォロワー数・87万人)という強力なインフルエンサーを核に据えてWebマガジン展開している。また、『マイナビ進学U17』は2016年2月から黒川祐希(Twitterのフォロワー数・3万人)をライターとして起用した。他にも僕が把握できていない事例は山のようにあると思われる。

Webメディアがインフルエンサーを起用する理由はその、インフルエンサーの情報発信力にある。インフルエンサーのツイートひとつでWebメディアの記事のPVは大きく跳ね上がる。ならば、フォロワー数が多いインフルエンサーを活用した方が、圧倒的に有利で効率はいい。

Webライターにとってなにがヤバいのかというと、同じギャラで同じ内容の記事を書けるWebライターがいたとして、どちらに仕事を発注する? という判断基準が「Twitterのフォロワー数が多い方」なるからだ。これは想像ではなくて徐々に顕著化しているのだ。

つまり、Twitterをやっているけどフォロワーは600人(僕w)なんてWebライターはフォロワー3万人や5万人なんていうWebライターと比べたら勝負にならない。Twitterのフォロワー数を増やすのはとにかく毎日、ツイートするしか方法はない。僕の目標は今の600人のフォロワーを今年末までに2000人にすること。それでも桁違いで負けている。もう、なりふり構わずフォロワーを増やす努力をするしかない。

囲い込みの時代。

いろいろと取材していると「量」から「質」に変化させようとしているWebメディアが多いことを実感する。そんなWebメディアが求めているのは「いい原稿を書いてくれるWebライター」。インフルエンサーでなくとも、いい原稿さえ書ければ生き残っていける、とはいえる。

問題なのはでは、「いい原稿・記事はなんだ?」ということ。単純に「いい原稿・記事」を定義すると「オリジナリティのある、役に立つ情報」ということになるだろう。では、どんな記事が「オリジナリティのある、役に立つ情報」なのか? というとこれはかなり難しい。それは「Webメディアが求める原稿・記事」というのが正解だろう。

Webメディアの多くは、「いい原稿・記事を書いてくれるWebライター」を求めている。そこで秘かに行われているのが「囲い込み」だ。いい記事を書いてくれるライターには定期的に仕事を発注したり、まとまった量の仕事を契約という形で発注している。
そんなWebメディアはWebライターとの付き合いを大切にし、きめ細かなサポートをしている。

ネットで調べて原稿をただ書いているだけ、というWebライターは、少なくとも高額の案件は受注できなくなる、といっていい。もちろん1文字1円=1記事2000円という仕事はいままで通りあると思うが、1記事1万円とか2万円とか3万円という仕事は回ってこなくなる、ということは覚悟しておいた方がいいい。

2016年はやれることをやる1年。

Webライターが戦略的に生き残ろうと思うなら、今年、2016年はそうとうヤバい年になる。「Twitterやってません」「いい記事ってなんですか?」では勝負以前の話となる。
ただし、2016年の1年あれば、「なんとかなる」レベルまで持ち上げることはできる。ここで頑張らないと、マジでヤバいのだ。

●そんなわけで、フォロワー求めてます(笑)!→https://twitter.com/garamonmini


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『Webライター入門』(技術評論社)監修。Webメディアがメチャ面白いので、Webメディア、編集者に取材活動中。●Twitter→https://twitter.com/garamonmini ●サイト→http://www.garamon.jp.org/

コメント15件

つまり、渡辺裕子さんの言うように、無意味に「フォロワー稼ぎ」してもしかたない。ただ、数欲しいわけではない、のです。
渡辺裕子さん>よわ、頑張れば頑張った分、フォロワーさんがついてくれる、ということなんですよ。だから、おっしゃる通り「一定の需要のある記事」を書いていくしかないのです。
はじめまして。ツイッターのインフルエンサー効果について耳に痛いお話です。土俵は「ウェヴ」になりましたが、昔からの「継続は力なり」ということなのでしょうね。
まさき>そうですね。努力して継続するしかないですよね。
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