2020.5.13 2

5/11
ネトフリの『ザ・ボルト』という映画のあらすじを見て気になった

あらすじ
銀行強盗が襲った町中の銀行は強盗に入ると生きては帰れない心霊銀行だった!後がない五人の強盗犯は果たして心霊人質(人質が知らぬ間に増えている)や心霊通報(知らぬ間に警察に通報される)を前に強盗を成し遂げられるのか

これはSFなんじゃないかとその時は思った。謎の固有名詞(技術や概念)が
出てきてそこから派生する現象と人の動きを描いている物語はSFだと思う

心霊銀行という概念が面白いもんな。まず心霊銀行というものがあるとして
人質や通報などシチュエーションで思いつく可能性をひとつひとつ心霊銀行なら
どうなるかを試した実験を見せてくる。
そういう、外堀を埋めていく作業は、心霊銀行の強度というか精度を上げている。
馬鹿な概念であると割り切っているから、ここで追求すべきリアリティの方向性を間違えない。冗談を大真面目にやる。
「強盗を成し遂げられるのか」じゃあないんだよ。

5/10
メタファーについて

メタファーは元のモチーフから連想された言葉である。
だが読者の側でも連想は行われるから、想定されていない他のモチーフにも容易につながることは、体験的に明らかだ。
それが読まれるたびに、作者が意図したはずの元のモチーフから離れて
メタファーの指す意味合いが勝手に生成されるとすると
メタファーはモチーフを一般化するための記号である。
ある定理を定めると、a に代入する数に応じて異なる答えがでてくるように。

5/9
5時に目が覚めてしまった。朝は頭が冴えている。二度寝の前に昨日の日記を整えてnoteにアップした。1000字に届かない字数でギブ。少ない字数に対して内容はやや詰めすぎてしまった。

ミスドは朝飯にちょうどよかった。

作らずに食べれる楽な朝飯のレシピを考えていた。作らずに作るは火を使わないということ。スムージーとラピュタパンにしてみる。

5/8
昼。あまり腹減らない。朝飯をちゃんと食べたからだな。
午前中でScrivenerの設定をいじった。
午後、チューリングの論文に目を通す。論文は、計算する機械を数式で考えるという内容で、類推すればそこには日記について日記を書くヒントがあると思う。

5/6
自律性について 

「モノ」は自律性を保ちながら関係するとき、つまり、システムの一部でありながらそれ自体がシステムであるとき「芸術作品」であると言える。
システムと言われるのは例えば基準線、内在的時間といったことなので
自律性は単独性と近い意味をもつ。
物語を読むことあるいは過去と比較することといった、見ることだけでない、作品と鑑賞者に複数の限定的な関係性を結ばせることで、自律した芸術作品は、大きなシステムに予期された時間とは異なる独自の時間を鑑賞者との間に生成できる。


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