2019年ふりかえりから見つけたファシリテーターの意義

後1時間程度の2019年。

今年も新しい体験をいっぱいしました。

ファシリテーションに関する特筆すべき体験は、メルカリやヤマハモーターソリューションという著名な企業をはじめ、複数回でのファシリテーション研修を実施できたことでしょう。1回目の研修後にフィードバックから2回目以降の内容を変更して合わせるタイプでの提供がやりたくて、最後に開催した研修では1回目に各自の現場でのファシリテーションイメージを考えてもらい、2回目以降の研修内容を自分達で選んでもらうというスタイルで提供できました。

この合わせるという面では、先日ある方と話していて、私のファシリテーションの特徴は「適応」という見立てをしていただいて、納得しました。そして、なんのためにファシリテーターをしているのかも見つかって「自分で選ぶことができて行動できる」ことができる場を、しても良いと気づけない場に、しても良いと気づける場をつくれる役割が私のファシリテーターの存在意義だと。

いろんなものが決められていて、いろんなことに流されてきて、空気をいっぱい読んできた自分だからこそ、この適応型のファシリテーションにたどりつけました。

そして今年はファシリテーターの弟子をとる「弟子活」を今までよりもたくさんできました。ファシリテーションをより深く学びたいと思ったその時に学べるようにと期間制(半年間)から、タイミングは弟子任せのプロジェクト制にしました。おかげて多くの方に接する機会をいただきました。徒弟制度としたのは、ファシリテーションのやり方、スタイル、大事にしていることはファシリテーターの数だけあると思っているので、気に入っているファシリテーターから真似て学ぶ方法が一番、自分なりのファシリテーションを身につけることができると考えた結果です。形から入ることも良いと思いますが、私は、その人なりの普段使いを見つけてほしかったので、そうなりました。

また2019年は弟子と一緒に仕事をするところまでも来たので、来年はもう少し発展させて「弟子活」は届けられたらと考えてますので、お楽しみに!



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